きょういくあれこれ

29／46

■大切にしよう!生活習慣・家庭学習
令和3年度全国学力・学習状況調査の結果から、本市の子どもたちの生活習慣や家庭学習などに課題があることがわかりました。課題を改善するため、各学校では、継続して家庭学習強化期間を設け、家庭と連携した取り組みを進めてきました。
また、充実した取り組みを推進するため、学校、家庭、地域が一体になって子どもたちの学びと育ちを支えるため、「尾鷲市学力向上推進協議会」を立ち上げ、市内全小中学校におけるノーメディア・デーの取り組み等を進めてきました。
今年度の全国学力・学習状況調査は、4月18日(火)、小学校6年生と中学校3年生を対象に実施されました。下のグラフは一部になりますが全国学力・学習状況調査における児童生徒質問紙調査の令和3年度からの経年変化です。詳しくは、「尾鷲市における子どもたちの学力の定着状況、学習状況、生活習慣等の分析結果や今後の取組について」として市ホームページに掲載していますので、ご覧ください。

◇令和3～5年度　児童生徒質問紙調査より
・平日の学習時間[1時間以上](青色・尾鷲市　オレンジ色・全国)

〔小学校〕

〔中学校〕

・家で計画を立てて勉強している(青色・尾鷲市　オレンジ色・全国)

〔小学校〕

〔中学校〕

その他、「授業以外に読書をする」「将来の夢や目標を持っている」といった項目等でも、小中学校とも全国平均値を上回るなど、改善傾向がみられます。
家庭学習の定着や生活改善に向けて、学校、家庭、地域が連携し、継続的に取り組んできたことが、相乗効果として結果に現れてきていることも考えられます。
引き続き、子どもたちの学びと育ちのために、学校、家庭、地域が連携した取り組みを推進していきますので、よろしくお願いします。
目標を持って計画的に家庭学習に取り組むため、市内の小学校6年生には漢検、中学校2年生には英検に挑戦する機会を設定しています。
各学校、学習教材の紹介や学習方法等の指導をしていますが、保護者の皆さんにもご理解・ご協力いただき、子どもたちに声かけをお願いします。

◎「尾鷲市における子どもたちの学力の定着状況、学習状況、生活習慣等の分析結果や今後の取組について」のページはこちらから
※詳しくは、本紙に掲載の二次元コードを読み取ってご覧ください。

お問い合わせ：教育総務課
【電話】23-8291