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みんなで健康づくり

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三重県尾鷲市

■塩麹(しおこうじ)でおいしく減塩!
「塩」と名前がつくのに、塩の代わりに使うことで減塩になる調味料があります。それは「塩麹」です。塩麹とは麹と塩、水を混ぜて発酵させた調味料です。

◇1日の食塩摂取の目標量を知ろう!
皆さんは、自分が1日どのくらい塩分を摂っているか知っていますか?健康のための食塩摂取の目標量は、男性が7.5g未満、女性が6.5g未満とされています。
しかし、実際は3~4gも多く塩分を摂取しているというデータが発表されています。また、食塩の摂取源の約7割は調味料からといわれています。

◇塩麹で減塩チャレンジ!
塩の代わりに塩麹を使用する際は、レシピの塩の量の2倍にして塩麹を使用してください(レシピの塩が小さじ1であれば、塩麹は小さじ2使用します)。塩麹を倍の量使ったとしても塩分量は約半分で済みます。よく、「減塩は味が薄くておいしくない」と言われますが、塩分量が少なくなっても、塩麹のコクやうま味によっておいしく食べることができます。
また、塩麹には肉や魚のタンパク質を分解する効果があるため、うま味を増やしたり、柔らかくする効果もあります。

◇調味料はしっかり計ろう!
普段から料理を作るときに調味料は計りますか?「大さじ1ってこのくらいかな?」と目分量で調味料を入れてしまうと、塩分の摂りすぎになってしまうことがあります。塩の代わりに塩麹を使用しても、使いすぎてしまうと減塩にならないため、しっかりと計って使用するようにしましょう。

◇減塩レシピ「鶏肉と野菜の酒蒸し」
塩分0.5g/人
〔材料(4人分)〕
・鶏むね肉 1枚
・しょうが(薄切り) 20g
・しめじ 1袋
・酒 50ml
・玉ねぎ 1個
・塩麹 大さじ1と1/2
・パプリカ 1個
・黒こしょう 少々

〔作り方〕
(1)鶏肉はひと口大に切り、塩麹をまぶして冷蔵庫で30分置く。
(2)しめじ、玉ねぎ、パプリカは食べやすい大きさに切る。
(3)フライパンに全ての材料を入れ、よく混ぜ合わせ、中火にかける。蓋をして8~10分くらい蒸し煮にし、出来上がったら黒こしょうを振る。

さまざまな食べ物が旬を迎え、ついつい食べ過ぎてしまうことで塩分も多くなりがちですが、塩の代わりに塩麹を使用することで簡単に減塩することができます。高血圧でない人も減塩を心がけましょう。

お問い合わせ:福祉保健課
【電話】23-3871

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