■DOHOSTYLE(ドウホウスタイル)ふるさとキャリア教育~農業~
◇道法(どうほう)スタイルについて
道法スタイルとは、枝を垂直にして、葉を縛って育てる農法です。垂直に縛ることで植物をより育ちやすい姿勢にする方法です。
→垂直農法により圧倒的に収穫量が増えるとともに、副次的な効果もみられます。植物ホルモンが刺激されて、作物が強くなります。肥料を与えると、一部のホルモンだけが成長してしまうので、肥料を与えないことで究極の有機農業となっています。道法さんが道法スタイルで育てた植物は、収益が通常の農法と比べて、およそ3倍になることもあります。
実際に三木里にある庄司和稔(しょうじかずとし)さんの「Shoji紀Farm(しょうじきふぁーむ)」という畑で、さつまいもとミニトマトを育てさせてもらいました。
畑で育てるときに、道法スタイルでの育て方と、通常の育て方で比較するために2つの育て方を実行しました。
道法スタイルでは、さつまいもの茎を支柱に固定して肥料を与えずに育てる方法です。一方、通常の育て方は茎を寝かし肥料を与える方法です。
◇実際に掘ってみた!
道法スタイルでの育て方では、通常の育て方よりも大きく甘いさつまいもがたくさん取れました。休憩の時間に、前日に掘っていただいていたさつまいもで、石焼き芋を食べさせていただきました。石焼き芋はとても甘くておいしかったです。植えたり掘ったりするのは大変でした。ですが、おいしいさつまいもが取れたので嬉しかったです。
◇感想
最初は、植物に肥料を与えないと聞いて驚きました。僕は肥料を与えなかったら植物は育たないと思いました。しかし、収穫する際に道法スタイルでの育て方でのさつまいもは、大きくよく育っていました。一番重いものでは、1.8kgもありました。誰もが挑戦できる道法スタイルは、全国で使われていくべき農法だと思います。
◇では、クイズです!
1.道法スタイルでは肥料を使っているでしょうか?
2.道法さんが道法スタイルで商品を売った場合、収益は何倍になるでしょうか?
答え:
1.使ってない
2.およそ3倍
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