みんなで健康づくり

29／44

■第3次尾鷲市健康増進計画(令和6～10年度)における取り組み
～お口の健康について～
〔目指す姿〕
いつまでも自分の歯でしっかりかむことができる人の割合が増える
市では、6月4日～10日までの1週間が「歯と口の健康週間」、6月4日が「む(6)し(4)歯予防の日」と言われていることにあわせて、6月に歯の健康についての普及啓発を行っています。

◇歯を守ることは全身の健康を守ること
むし歯や歯周病は放置すると、歯が抜けてしまったり、口臭の原因になります。特に歯周病は、誤嚥性肺炎や脳梗塞、心筋梗塞など、全身の病気に繋がる可能性があります。また、妊婦が歯周病になると、早産や低体重児出産を引き起こすおそれがあります。歯を守ることは全身の健康も守ることになるのです。

◇毎日のケアで歯を守るためのポイント
(1)食べたら歯みがき
食べた後は、丁寧に歯をみがくことを心がけ、デンタルフロスや歯間ブラシも活用しましょう。どうしても歯みがきができない時は、うがいだけでも予防効果があります。水やお茶で口内を清潔に保ちましょう。

(2)だらだら食べをしない
だらだらと長時間飲食をするとむし歯の原因となります。食事やおやつは決められた時間に食べるようにしましょう。

(3)よく噛んで食べる
だ液には口の中を洗浄・殺菌する効果があります。よく噛んで食べることで、だ液の分泌が増加します。ゆっくりたくさん噛むことは、食べ過ぎを防ぐ効果もあります。

(4)砂糖の摂取を減らす
砂糖は、むし歯の原因になるミュータンス菌が、酸を作る材料に使われます。甘いお菓子や飲み物は、食べる時間や量に気を付けましょう。

◇定期検診を受けましょう!
お口のトラブルは、早期発見・早期治療を行うことが重要です。むし歯や歯周病は、重症化するまでわからないことがほとんどですので、定期的に歯科医院に受診しましょう。

◇妊婦歯科健診の助成がはじまりました!
妊娠中はお口の手入れが不十分になりやすいため、歯周病やむし歯にかかりやすくなります。母子健康手帳交付時に受診券をお渡ししていますので、体調の良い時に妊婦歯科健診を受けましょう。

毎日のケアと定期検診で未来の健康に繋げましょう!

お問い合わせ：福祉保健課
【電話】23-3871