みんなのゼロカーボンシティ尾鷲

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■林業と森林保全とコモンズ
◇森は誰のもの?
森林法上では、森林は、「国有林」と「私有林(都道府県、市町村所有も私有林)」に区分けされ、それぞれ管理責任と権利が規定されています。
また、森林は、「土砂災害防止」、「水源涵養(かんよう)」、「生物多様性保全」、「地球環境保全」、「快適環境形成」、「保健・レクリエーション」、「文化」、「物質生産」等の公益的かつ多面的機能を有しています。(林野庁ホームページより)

◇コモンズと森林管理
一方で、森林には、地域により共同で利用される資源や空間としての「コモンズ(共有財産)」の意味合いも含まれています。
長い歴史のなかで、日本の森林は「里山」としての林業と暮らしが調和した生活空間の延長として存在してきました。地域住民が共同で森に手を入れ、適切な管理と植林を行いながら、生活資源として森の恵みを得ていました。

◇みんなの森の挑戦
林野庁も、伝統的な森林管理手法を活用した持続可能な里山保全のあり方を推奨しています。
みんなの森では、その実践を、本市のゼロカーボンシティの実現を推進するための「一般社団法人LocalCoop(ローカルコープ)尾鷲(代表…林(はやし)篤志(あつし)氏)」を中心に、多様なコモンズの皆さまに協力いただきながら、古来の土木作業により、地域の文化と生態系の改善を図りつつ、新たな林業と両立した森づくりに取り組んでいます。

◇次回の森づくりワークショップ
6月のワークショップは次のとおりです。今回が最終回となりますので、興味のある人はぜひ参加してください。
日時：6月20日(木)午前8時～
集合場所：市役所駐車場
※バスにて「みんなの森」に向かいます。
スケジュール：
・午前8時　市役所発
・午前8時30分～午後5時ごろ(予定)　みんなの森にてワークショップ
※休憩、昼食は随時。昼食は各自で用意してください。
※終了時刻は変動します。
参加費：500円(保険料)
その他詳細はお問い合わせください。

※今後、取り組みの様子をSNSで発信します。ぜひフォローしてください!(本紙参照)

申し込み・お問い合わせ：水産農林課
【電話】23-8262