■第3次尾鷲市健康増進計画(令和6~10年度)における取り組み
~生活習慣(栄養・食習慣)について~
市では、8月に「プラス1皿★ベジ食べ習慣」をテーマに、野菜をしっかりと摂取することの大切さを呼びかけています。
◇昨日、野菜は食べましたか?
生活習慣病予防のためにめざしたい野菜の1日の摂取量は350gです。令和元年の国民健康・栄養調査では、約70gほど不足しています。約70gとはだいたい小皿1皿分です。いつもの食事にプラス1皿、今が旬の夏野菜を追加してみましょう。
◇夏野菜のチカラ
夏野菜は生で食べられるものが多く、ビタミンやミネラル、水分を多く含んでいて、夏バテや熱中症予防にピッタリです
(1)トマト
トマトには抗酸化作用のあるリコピンやビタミンC、疲労回復効果の高いクエン酸が多く含まれています。ヨーロッパには「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、栄養価の高い野菜です。生で食べるのも良いですが、加熱調理するとリコピンの吸収率がアップするのでおすすめです。
(2)ナス
なすの成分の90%は水分で、カリウムを比較的多く含むことから、体を冷やす効果があると言われています。
(3)ゴーヤ
ゴーヤには免疫力アップなどに役立つビタミンCが豊富に含まれています。ゴーヤのビタミンCは加熱しても壊れにくいのが特徴です。さらに、苦みの成分であるモモルデシンは、胃を丈夫にして消化吸収能力を高めたり食欲を増進する働きがあると言われています。
(4)とうもろこし
とうもろこしには、エネルギーの代謝を助け、疲労回復効果のあるビタミンB1やB2、腸内環境を整える食物繊維が多く含まれています。
(5)みょうが
みょうがは、胃酸の分泌をうながすので、食欲アップや消化促進効果があります。他にも血行をスムーズにして汗をかきやすくする効果があります。
夏が旬の、いろいろな野菜を食べて、暑い夏を乗り越えましょう。
お問い合わせ:福祉保健課
【電話】23-3871
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