■町民1人あたりに使われた金額はいくら?
歳出を町民1人あたりでみてみると465,381円
※令和6年3月末の人口(15,650人)から算出
民生費:162,815円…児童福祉、障害福祉、高齢者福祉など
教育費:99,522円…学校教育や社会教育など
総務費:57,169円…全般的な管理事務や町の共通経費など
土木費:52,475円…道路や水路の整備や維持管理など
衛生費:39,427円…予防接種などの保健衛生やごみ対策など
諸支出金:20,698円…水道事業会計への補助や基金積み立てなど
消防費:17,295円…消防団の活動や消防・防災対策など
その他:15,980円…商工費・農林水産業費や町債の返済など
■用語の解説
▽町税
みなさんから納めていただく税金
・個人(法人)町民税
・固定資産税
・軽自動車税
・町たばこ税
▽国庫(県)支出金
町が特定の事業を行うために国や県から交付される負担金や補助金など
▽繰入金
各会計及び基金の間で相互に資金運用するもの
▽地方消費税交付金
地方消費税の一部で町に交付されるもの
▽町債
年度間の負担の公平性などから、建設事業等の財源に充てるため、国や銀行などから借入れする債務
▽財産収入
町が所有する財産の貸付による収入や基金(町の貯金)の利子収入
■令和5年度に実施した主な事業
▼民生費…約25.5億円
子育て支援、障害福祉、高齢者福祉など、それぞれの分野においてみなさんが住み慣れた地域で、安心して暮らすことができるよう各種事業を行いました
▽障害者自立支援給付事業…2億9,313万円
障害のある方の、自立と社会参加を促進するため、介護や訓練等のサービスを給付
▽施設型給付及び保育所(園)運営費等補助事業…1億5,772万円
私立保育所(園)等に対して、保育所(園)運営費と保育児童の受け入れに要した費用等を給付
▽福祉医療費助成事業…1億5,112万円
18歳までの子どもや一人親家庭、障害のある方に対して医療費を助成
▽児童手当支給事業…2億7,493万円
児童の健やかな成長と生活の安定に寄与するため、中学校修了前までの児童に児童手当を支給
▽ボランティア拠点施設整備事業…1億5,602万円
ボランティアハウスの老朽化に伴い、新たに「ボランティア活動拠点施設ささえあい」を建設
▼教育費…約15.6億円
安全で快適な環境の下で学べるよう、学校施設の修繕のほか情報活用能力向上等の環境整備事業を行いました
▽地区公民館長寿命化改修事業…4億6,385万円
各地区公民館の長寿命化を図るため、公共施設個別施設計画に基づく改修工事(3地区)、実施設計(4地区)を実施
▽中学校整備事業…1億3,439万円
新たな中学校を建設するための実施設計、仮設校舎設置に伴う仮設駐車場の整備等を実施
▽就学援助事業…1,451万円
経済的理由で就学困難な児童・生徒の保護者に対し、就学に必要な経費の援助を実施
▽小中学校ICT環境整備事業…1億4,346万円
小中学校にタブレット端末等を配置し、子ども達の情報活用能力向上を図る
▽外国語教育指導事業…2,024万円
外国語に対する興味・関心を持ち国際理解を深めるため、外国人英語指導助手(ALT)による外国語活動・教育を中学校、小学校、幼稚園、保育所で実施
▽学力検定受験支援事業…17万円
実用英語技能検定など3種類の検定受験料の一部補助を行い、児童・生徒の学力及び学習意欲の向上を図る
▼総務費…約8.9億円
行政運営の全般的な管理事務にかかる事業等を行いました
▽川越町生活者応援事業…3,993万円
エネルギー・食料品等の物価高騰による家計の負担軽減を図るため、全世帯を対象にギフトカードを配布
▽ホームページリニューアル事業…1,208万円
スマートフォン対応やセキュリティ対策など、利用者が閲覧しやすい町ホームページに更新
▽防犯カメラ設置事業(第2期)…2,430万円
通学路や危険箇所などに新たに58台の防犯カメラを設置・稼働し、犯罪抑止力の向上に努める
▽地域公共交通検証事業…649万円
ふれあいバスの見直しと新たな地域公共交通のあり方の検討・協議、「のりあいタクシー」の実証実験等を実施
▽多言語音声翻訳システム導入事業…33万円
外国人住民の相談体制の充実と窓口サービスの効率化を図るため、翻訳システムを導入した端末を窓口に整備
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