■9月21日は『世界アルツハイマーデー』
1994年「国際アルツハイマー病協会(ADI)」は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、認知症への理解を深め、本人や家族が心穏やかに充実した毎日を過ごせるよう、認知症への正しい理解が進むことを目的に、世界中で啓発活動を行っています。
1 認知症とは?
さまざまな脳の病気により、脳の神経細胞の働きが低下し、社会生活に支障をきたした状態をいいます。日本では、高齢化が進むにつれ、認知症の人も増加しています。2025年には、高齢者の5人に1人が認知症になる可能性があるといわれているとても身近な病気です。
2 加齢による物忘れと認知症による物忘れの違い
加齢とともに誰もが「物忘れ」を経験することが多くなります。この「物忘れ」には、加齢によるものと認知症によるもので次のとおり、いくつか違いがあります。
3 認知症は、早く気付くことが大事!
変化に気付くことができるのは、ご家族やご近所の身近な存在の人たちです。
あれ?これまでと違うな。何かおかしいな。と気付いたら、1人で悩まずに気軽に地域包括支援センターにご相談ください。専門医による物忘れに関する“脳の健康相談”(次回:11月予定)も開催しています。
○認知症は治らないから、『医療機関にかかっても仕方ない』と思っていませんか?
認知症は、早期発見・早期治療、周囲の適切な対応により、進行を緩やかにすることができます。
また、治る病気や一時的な症状の場合もありますので、心配な場合は早めに専門医を受診しましょう。
問合先:町地域包括支援センター(役場長寿福祉課内)
【電話】62-1118
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