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「御浜町学校規模適正化計画(仮称)」の策定について

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三重県御浜町

~「基本的な方向性(1)」の具体化案 ~

「広報みはま1月号」でお知らせしました「少子化を見据えた学校規模の適正化・適正配置」にかかる3つの「基本的な方向性」については、その後、具体化に向けた検討を進めてきましたが、2月13日に開催した「令和5年度第3回御浜町総合教育会議」において、次のとおり町民のみなさまに提案することが承認されました。

■基本的な方向性(1)
今後も児童生徒数が減少していくという状況を踏まえ、こども一人ひとりの個性やニーズに応じて学校を選択できるよう、町内の校区を自由化し、小学校・中学校ともに、それぞれ規模の大きな学校((1))と小さな学校((2))の2校ずつに統合する。

■具体化案
(1)規模の大きな小・中学校
御浜小・阿田和小・神志山小の3校、阿田和中・御浜中の2校をそれぞれ統合する形で規模の大きな小学校・中学校を設置する方向で検討
(2)規模の小さな小・中学校
既存の尾呂志学園小・中学校(小中併設校)を継続使用する方向で検討
…これらの具体化案に至る検討内容については、本紙次ページをご覧ください。

町議会や総合教育会議での協議の中で、「町民のみなさまに情報を提供し、ご意見を伺うこと」としていますので、上記「基本的な方向性(1)」の具体化案について改めてみなさまからのご意見を募集します。
つきましては、4月12日(金)までに、右の二次元コードを読み取り、オンラインで回答いただくようお願いします。

なお、今後も「基本的な方向性(2)」、「基本的な方向性(3)」の具体化案についても、総合教育会議での承認後に、町民のみなさまにご意見を募集する予定です。

■「基本的な方向性(1)」の具体化案に至る検討内容
(1)規模の大きな小・中学校について
〔検討が必要な学校の校舎の状況〕
・阿田和小、御浜小、神志山小…老朽化の課題(建築後60年近い)があり、継続使用しない方向で検討。
・阿田和小、阿田和中…防災上の課題(津波、土砂災害)があり、継続使用しない方向で検討。
・御浜中…建築後36年が経過、大規模修繕や建替えに向けた検討が必要な段階。
〔各小学校区保護者説明会で出された意見の概要〕
・御浜小学校区
「いじめの問題から子どもたちを守るためには2校が必要(複数の選択肢)」、「保護者としては、人数の多い学校に通わせたい(切磋琢磨できる環境の必要性)」という意見が多い。
・阿田和小学校区
防災面での不安を抱えている保護者が多く、「防災面での解決策を早急に検討する必要がある」という意見が中心。
・神志山小学校区
「同級生や女子が極端に少ないことに対する不安感が大きい」、残念だが統合もやむを得ないという意見の保護者も少なくない。

*小学校も中学校も、統合によるスケールメリットを生かし、クラス替えのできる1学年2クラス規模の学校とすることが必要。(統合により、当面の間は1学年2クラス規模の学校を維持できる)
*防災面での早急な対応を取るための方策として、統合することにより学校の位置を変更することが必要。

このような検討内容を踏まえ「具体化案(1)」へ

(2)規模の小さな小・中学校について
〔尾呂志学園小・中の校舎の状況〕
・尾呂志学園の校舎には、防災面や老朽化に関する課題が少ない。(平成14年建築)
・尾呂志学園での丁寧な少人数教育を求めて、移住してきた児童生徒や町内外の他地区から通学している児童生徒が、小中あわせて、28名中22名在籍(令和5年度)。
〔尾呂志学園小学校区保護者説明会で出された意見の概要〕
「大きな学校に合わなかった子どもが、尾呂志学園で丁寧に指導してもらうことで成長してきている。
丁寧な指導を必要とする子どもの成長を保障するという観点から必要な学校」という意見が多数。

このようなことを踏まえ「具体化案(2)」へ

問い合わせ:
総務課 総務係【電話】3-0505
教育委員会 学校教育係【電話】3-0526

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