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【特集】行田市・桑名市・白河市の “おたから”を見にいこう(4)

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三重県桑名市

【行田市】
■豊かな自然と歴史が息づく埼玉県名発祥の地
埼玉県の北部に位置する行田市は、国宝「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」が出土した稲荷山古墳や、日本最大級の円墳である丸墓(まるはかやま)山古墳など、大型古墳が集まる埼玉古墳群を有し、埼玉県名発祥の地として知られています。また、42種類約12万株の蓮はすの花が咲く古代蓮の里や江戸時代の忍藩十万石の歴史を今に伝える忍城(おしじょう)跡、足袋の産地を物語る足袋蔵が点在する風情あるまち並みなど、豊かな自然と歴史が息づくまちです。7月中旬から10月中旬に見ごろを迎える「田んぼアート」は、2015年に「最大の田んぼアート」としてギネス世界記録(R)に認定されています。

○忍城跡
忍城は、文明年間(1469~86)の初めごろに成田氏により築城され、戦国時代に石田三成の水攻めにも耐え、「浮き城」としても知られている関東七名城の一つです。映画やドラマのロケ地としても活用されています。

○フライ
小麦粉を水で溶き、鉄板の上で薄く焼きながら、ねぎ、肉、卵などの具を入れ、ソースやしょうゆだれを付けて食べるお好み焼きのようなもの。昭和初期に足袋工場で働く女性たちの間で大ヒットし、現在も市内20軒以上の店で提供されています。

【白河市】
歴史や文化を色濃く残す「みちのくの玄関口」
那須連峰を望む福島県の南端中央に位置する白河市は、古くから交通の要衝として栄えてきました。阿武隈川(あぶくまがわ)に沿って市街地が広がり、都心まで約185km、東北新幹線で約1時間半という好アクセスである一方、豊かな自然が残っており、国史跡の小と峰城跡(こみねじょうあ)や白河関跡(しらかわのせきあと)といった歴史的・文化的遺産が今に受け継がれています。国史跡・名勝の南湖(なんこ)公園は、松平定信の「士民共楽」(武士も庶民も共に楽しむ)の理念により築造されました。周囲約2kmの湖畔には桜や松、楓が植えられ、四季折々の景色を楽しめます。

○白河関跡
奈良時代から平安時代に機能していた国境の関で、人や物資の往来を取り締まっていたと考えられています。律令制の衰退とともにその機能を失ってからは、「歌枕(和歌の名所)」として都の文化人の憧れの地となり多くの歌が詠まれました。

○白河ラーメン
コシと歯応えのある手打ちちぢれ麺と、コクがありながらもさっぱりとした味わいのしょうゆ味のスープが特徴です。全国有数のラーメン処で市内には多くの店舗があり、日々おいしさを追求する店主たちのこだわりを求めて、県内外から多くの人でにぎわいます。

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