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【特集】能登半島地震の被害から考える『防災意識を高めよう』(1)

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三重県桑名市

今年の元日に能登半島を襲った地震の発生から半年余りが経過しましたが、今だ復興への道のりは険しいままとなっています。今月は、地震被害からこれまでに得られた教訓を基に、市民の皆さんに今こそするべき災害への備えについてお伝えします。

新年を迎えた日本列島に衝撃が走った、能登半島地震の発生。最大震度7、マグニチュード7.6を記録し、本市でも震度4を観測しました。死者299人、重傷者350人、全壊家屋6227棟、半壊家屋20589棟と甚大な被害をもたらしました(7月30日現在)。本市では1月3日からDMAT(災害派遣医療チーム)を派遣したり、被災者に向けて市営住宅を準備したりと、さまざまな支援を行っています。また、市職員は被災建築物応急危険度判定、応急給水活動、緊急消防援助隊、避難所運営支援、下水道管渠や家屋の被害認定調査支援、被災者の健康管理支援などに派遣され、現在においても中長期での派遣が継続されています。
被災地へ派遣された職員によると、内陸の山では土砂崩れが発生し、中心部から各地区への道が分断され、支援が難しい状態だったとのこと。地震発生から2カ月弱が経っても、行方不明者の捜索を行っている状況だったそうです。
支援物資が届くまでの間に必要なものを備えることや、地域で助け合うことがとても重要です。能登半島地震を教訓として、市民一人一人ができる災害への備えについて、考えてみましょう。

○主な地域の震度
(1日午後4時10分ごろ)
広範囲で揺れを観測した、能登半島地震による主な地域の震度
※詳細は本紙PDF版5ページをご覧ください。

・建物は倒壊し、道路が陥没するなど、能登半島地震は甚大な被害をもたらしました。大地震の後にも地震が多発したため、揺れによってダメージを受けた建物がその後に倒壊するという二次被害も見られました。

・地震の直後に発生した大規模火災による焼け跡が、痛々しく残っていました(令和6年1月現在)。

・積雪は捜索活動などへの影響が大きく、体力を奪っていきます。

問合せ:この記事については秘書広報課
(【電話】24-1492【FAX】24-1119)

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