「フレイル」とは、年齢とともに、心身の活力(筋力や運動能力、認知能力、社会とのつながりなど)が低下した状態のことをいいます。この状態が長く続くと要介護状態に進行していきますが、早く気づき適切な対策を取れば、健康な状態に戻ることができるといわれています。
フレイルを予防するためには、「栄養(お口の健康)」「運動」「社会参加(社会とのつながり)」が大切であり、フレイルにつながる兆候が最初に現れるのは「社会参加」であることが分かってきました。栄養や運動に気をつけて生活していても、社会とのつながりを持たないとドミノ倒しのように心身が弱っていく危険性があります。
◆社会参加(社会とのつながり)のポイント
(1)コミュニケーションをとる
まずは身近な人とのあいさつから始めましょう。家族や知り合いに電話をしたり、手紙を書いたりするのもよいでしょう。
(2)積極的に外出する
買い物・散歩・介護予防教室・外食などに出かけましょう。
(3)地域の活動に参加する
サロン・ボランティア活動・趣味サークルなどに参加しましょう。
問い合わせ:保険医療助成課
【電話】229-3285【FAX】229-5001
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