■今月のテーマ
ー乳幼児の防寒着、厚着のしすぎに注意しましょうー
子どもに「風邪を引いてほしくない」という思いから、つい厚着をさせてしまっていませんか。しかし、厚着をして必要以上に汗をかくと、かえって身体を冷やし、風邪を引く原因になります。
子どもは、大人に比べて体温や基礎代謝が高く、よく汗をかくため、基本は「大人より1枚少ない程度」がよいと言われています。しかし、子どもの体温は変化しやすく、個人差もあるため、1人ひとりに合わせてこまめに脱ぎ着することが大切です。
◇脱ぎ着しやすい服装を心がけましょう
屋外のときは、脱ぎ着しやすいように重ね着をして、最初はある程度温かい服装にして、段階的に薄着にできるような着方ができるとよいでしょう。暑くなったら脱ぐ、寒くなったら着ることで、体温調整機能の発達にもつながります。
しかし、服が重いと活動が制限されて、外気温が低くても脱ぎたくなってしまうので、上着は風を遮り、体温を守る軽い素材のものを選ぶとよいでしょう。
◇適切な室温・湿度管理を
子どもにとって、室温は18~23℃が適切と言われています。適切な室温を保つことができれば、幼児は肌着に長袖と長ズボン、赤ちゃんは肌着と長袖のロンパースなどで十分です。
また、冬場は湿度調節も重要で、適度な湿度は、40~60%と言われています。湿度が下がると乾燥しやすく、ウイルスに感染しやすくなったり、鼻やのどの粘膜を痛めたりすることもあるので、適切な湿度を保つようにしましょう。
問合せ:役場みらい健康課
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