国民健康保険は、市が医療費や被保険者数等に応じて県に納付金を支払う仕組みとなり、県全体で保険税の収納率向上や特定健診受診率の向上などさまざまな取り組みを強化しています。今回は医療費適正化の取り組みなどについてお知らせします。
■重複・多剤服用について~お薬手帳を1冊にまとめましょう~
複数の医療機関に通い、それぞれの医療機関から薬が処方されていると効果の同じような薬が重複してしまうことがあります。医療費増加につながるほか、飲み合わせによっては副作用が生じる危険もあります。かかりつけ薬剤師を決め、お薬手帳を1冊にまとめ、適切な管理・指導を受けてください。
■特定健診は、11月30日までです
■ジェネリック医薬品の活用について~保険証にシールを貼って意思表示~
薬と上手に付き合うことは医療費の節約につながります。ジェネリック医薬品(後発医薬品)は新薬(先発医薬品)と同等の効果がありますが価格が安く設定されています。国の安全基準を満たした信頼できる薬なので、医師や薬剤師と相談して積極的に活用してください。保険証更新時に「ジェネリック医薬品希望シール」を送付していますので、病院や薬局での意思表示にご利用ください。
※80%の利用を目標にしていますので、ご協力をお願いします(令和4年度は80.45%)。
■セルフメディケーションについて
軽度の症状の緩和や予防においては、調剤薬局やドラッグストアの薬剤師などのアドバイスを受け一般用医薬品を使用して治療を行うことが求められます。所得税の医療費控除(特例)として受けることもできますのでぜひ活用してください。
■交通事故などにあったら必ず届け出をしてください
他人のペットにかまれた・飲食店で食中毒・不当な暴力行為を受けたなど)によってケガをした場合でも、市民課に届け出ることで保険証が使用できます。ただし、第三者行為での医療費負担は加害者負担が原則となるため、保険により診療した医療費は、国保が一時立て替えて支払い、後日、三重県国民健康保険団体連合会がその医療費を加害者に請求することになります。
■新型コロナウイルス感染症にかかる傷病手当
令和5年5月7日までに新型コロナウイルス感染症の症状および感染により、国保の被保険者本人が会社を休み、給与等が受けられなかった場合、申請により傷病手当を受けられます。くわしくは市民課へ問い合わせてください。
問合せ:市民課保険年金係
【電話】25-1148
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