■苦手な食べ物を克服するコツ
今回は、お子さんの苦手な食べ物を克服するコツを紹介します。
(1)食べ物のかたさや大きさ、食感などは食べる機能の発達に合ったものに
お子さんの食べる様子を観察し、かたさや大きさなどを調節しましょう。また、食器や食具も見直してみましょう。
(2)苦手な味は調理の工夫で食べやすく
小さいお子さんは苦みや酸味を好まないことが多く、苦みや酸味を抑えた料理にすることで食べやすくなります。例えば、ピーマンはしっかり炒めると苦みが、トマトは煮込むと酸味が減り、甘みが出て食べやすくなります。
(3)食事の時間におなかがすいているように
おなかがすいていなければ食欲はでません。おやつの食べ方や遊びなどの生活リズムを整えましょう。
(4)食卓は雰囲気で
食卓での楽しい、うれしい経験は食べる意欲を高めます。前向きな言葉がけや大人がおいしそうに食べる姿を見せてあげましょう。ほめられることは食べる自信につながるため、少しでも食べられたらたくさんほめてあげてください。
また、楽しい遊びなどの体験から食への興味が湧くことがあります。ままごとや絵本、買い物、家庭菜園、お手伝いなど、お子さんと一緒に楽しんでみてください。
(5)トライandエラーの繰り返しで大丈夫
さまざまな方法を試してみてお子さんが食べられるきっかけが見つかるといいですね。
成長とともに好きなものを増やしていくという気持ちで少しずつチャレンジしていきましょう。
問合せ:子育て支援センター
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