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自治体の皆さまへ

一人一人が備えてこ!防災力UP!鳥羽 vol.130

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三重県鳥羽市

■自助の取り組み~防災備蓄~
「防災」というと、みなさんはどのような印象をもっているでしょうか。何を準備したらいいか分からなかったり、時間がかかるし面倒くさいと考えるかたもいるかもしれません。防災を特別なこととは考えず、日々の生活に取り入れ「もっと防災を気楽に、身近に」考えてみましょう。

◇備えない防災 フェーズフリーを取り入れよう
フェーズフリーとは、「身の回りにあるモノやサービスを、日常時はもちろん非常時にも役立てることができる」という考え方です。日常時というフェーズと、非常時というフェーズを分けずに自由(フリー)にする。日常時の「いつも」と非常時の「もしも」、どちらの場面でも便利に使えるモノやサービスを積極的に導入することで、普段の生活が同時に災害への備えとなります。

◇家庭で備蓄を ローリングストック
ローリングストックによる備蓄もフェーズフリーの考え方に沿った防災準備です。普段の食料を少し多めに買い置きしておき、消費期限などの古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品などが家庭に備蓄されている状態を保つ方法です。

◇備蓄のワンポイントアドバイス
・災害時の食事は、タンパク質やビタミン、ミネラル、野菜が不足しがちです。魚や豆、果物の缶詰や野菜ジュース、ドライフルーツやナッツなどを用意しておくことがおすすめです。
・食べ慣れているものや、甘いものやゼリーなどの食べやすいものを少し多めに買っておくことがおすすめです。
・トイレ対策も非常に重要です。災害時は停電や断水、排水管が破損する可能性があります。緊急時にも使える携帯トイレは100円ショップでも購入できますので備蓄しておきましょう。

◇必要な薬を確保しておこう
血圧や血糖の薬など、疾患によっては飲み続けなければならない薬があります。災害時に備えて、かかりつけ医や薬剤師と相談し、必要な薬を確保しておきましょう。また、お薬手帳には服薬履歴や健康状態など大切な情報が記載されています。災害時に普段飲んでいる薬が手元にない場合でも、お薬手帳などで服薬履歴がわかれば、避難所の医療スタッフや避難先の薬局などで処方してもらえることがあります。

問合せ:総務課防災危機管理室
【電話】25-1118

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