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自治体の皆さまへ

認知症とともに生きるために

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三重県鳥羽市

9月は認知症月間です

■認知症ってどんな病気?
認知症は、なんらかの原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりすることで、これまでの記憶や考えるなどの認知機能が低下し、日常生活を送る上で支障が出てくる状態のことをいいます。症状は、もの忘れ・被害妄想・幻げん視視しし(見えないはずのものが見える)など一人ひとり違います。
認知症を治すことはできませんが、服薬や周囲の対応などにより進行を緩やかにすることができます。認知症があるとわかっても、急に何かが変わることはありません。今まで通りの生活を続けることが安心につながります。また、地域の仲間に出会えることが、前向きに日常を送っていくためには重要です。

■地域の仲間が集う場所
市では、認知症のかたやその家族・地域の住民のかたが「認知症」を意識せずに交流でき、認知症のかたへの理解を深め偏見をなくす場として『喫茶たちばな』を始めました。誰もが安心して参加でき、つながることができる場を目指しています。
開催日時:10月16日(水)午後1時~4時(都合のいい時間に来ていただき、出入り自由です)※偶数月の第3水曜日開催予定
開催場所:保健福祉センターひだまり2階・ひだまりホール

■認知症について理解を深めよう
認知症は誰でも発症する可能性があります。85歳を過ぎると約44%のかたに認知症の症状が出ると言われています。認知症について知ることは、本人のためにも、家族のためにも大切です。
◇認知症の人を見守る~認知症サポーター養成講座~
認知症の症状を悪化させないためには、周りのかたが症状・薬・認知症のかたへの接し方などの正しい知識を持ち、温かく支援することが大切です。認知症になっても誰もが住みやすい地域となるよう、認知症について知る機会をもってみませんか。5人程度の少人数から講習会ができますので、ぜひ連絡してください。

◇認知症月間
市では、認知症月間に合わせて市立図書館に認知症特設コーナーを設けます。今年は認知症のかたたちが作った作品コーナーもあります。
(認知症月間)鳥羽市立図書館特設コーナー
期間:9月1日(日)~30日(月)
場所:図書館入口付近
内容:
(1)認知症関連の本の紹介
(2)認知症のかたの作品紹介
~図書館にお越しの際は、ぜひご覧ください~

◇相談することが大切です
本人や家族の相談窓口があります。自分は認知症かもしれないと不安に感じる場合や、家族などに認知症状が見られ対応に困っている場合は、抱え込まずに相談することが大切です。

■身近な相談場所
・地域包括支援センター【電話】25-1182
・松阪厚生病院認知症疾患医療センター【電話】0598-29-4522
・三重県認知症コールセンター【電話】059-235-4165
※今回掲載の事業についての申し込み・問い合わせは地域包括支援センターへ連絡してください。

問合せ:健康福祉課地域包括支援センター
【電話】25-1182

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