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環境保全型農業・有機農業について考える

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京都府京丹後市

環境保全型農業・有機農業について考える~西村いつきさんが有機農業の重要性と「コウノトリ育む農法」を解説~

環境保全型農業・有機農業の重要性について考える講演会が12月20日、大宮庁舎で開催されました。これは、国が令和3年に「みどりの食料システム戦略」を策定し、持続可能な農業生産の基盤づくりや環境を重視した取り組みを進めるなか、本市でも環境負荷を低減した生物との共存が出来る農業を推進し、より安心・安全な農産物の流通を図ることを目的に開催したもので、生産者や一般消費者など約60人が参加しました。
講師は、「コウノトリ育む農法」を確立した兵庫県立農林水産技術総合センター次長の西村いつきさんが務め、「コウノトリ育む農法」の事例から、「生物多様性」や「安心・安全な農産物の生産」の実現が農業の付加価値を高めることなどを説明しました。参加者からは「新しい学びがあった」「生産方法を見直す機会になった」と感想が寄せられました。

■「コウノトリ育む農法」
おいしい農産物と多様な生きものを育み、コウノトリも住める豊かな文化、地域、環境づくりを目指す農法です。

■市の取り組み
市では、京丹後市みどりの農産物認定委員会を設置し、国が策定した「みどりの食料システム戦略」に準拠した「選ばれる産地づくりへのアプローチ」「消費者へのアプローチ」「生産者へのアプローチ」の3つを基本方針に掲げ京丹後市独自のブランド認定基準の設置に向け取り組んでいます。
当委員会では、コウノトリ、赤トンボ、ゲンゴロウなどを生物多様性のシンボルとし、生物多様性の確保・維持、安心・安全な農産物の流通、農業の高付加価値化による農業者の所得向上や担い手の確保を可能にする農業システムの構築を目指します。

問合せ:農業振興課
【電話】0772-69-0410

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