「もしも」の時に備えて行動しよう 防災訓練
地震・津波を想定して市内全域を対象に実施
あなたとあなたの大切な人を守るための防災訓練
■1月の能登半島地震等を踏まえ初めて海上からの孤立集落への支援訓練などを実施
8月25日午前8時、防災行政無線による「緊急地震速報」の一斉放送により各自が姿勢を低くし頭を守るシェイクアウト訓練を開始。続いて火の元の点検や備蓄品の確認などさまざまな場面での「もしも」を考えたプラスワン訓練を行い、各地区では、要配慮者の避難訓練や沿岸地域における津波避難訓練や消火栓の取扱い確認など、それぞれで考えた訓練計画に基づき自主的な取り組みが行われました。
市役所では、災害対策本部運営のもと、各市民局の災害支部から避難所班が地域の訓練会場に赴き避難してきた住民を受付。本部・支部へと情報伝達を行う避難所受付訓練を行いました。また今年度は、地域住民と海上保安庁や自衛隊、警察、消防などの防災機関、民間団体が連携して行う地区総合防災訓練を、内陸部(大宮町)と沿岸部(丹後町)の2会場で実施しました。
大宮町会場の大宮中学校グラウンドでは、陸上自衛隊と京丹後警察署、市消防本部による倒壊家屋や土砂埋没路線バスからの救出訓練、消防団による火災想定消火訓練、災害時応援協定締結団体などによる防災展示などを行い各機関の連携強化を図りました。丹後町会場では、市内一部地域が孤立したという想定のもと、陸路・海路(空路は天候の都合により中止)を使った孤立集落への支援物資搬送訓練を実施。この訓練は、本市発足後初の船舶(海上保安庁巡視艇、地元漁船、警察水上バイク)を使った物資搬送訓練となり、孤立集落が発生した際の物資輸送体制についての確認と防災関係機関の連携強化を図りました。
その他、久美浜町では各区が安否情報や被害状況を市の災害支部に伝達する訓練を独自に行うなど、市内225地区のうち178地区で約1万3千人が参加する独自の訓練が行われ、市民全体の防災への意識が高まる一日となりました。
問合せ:総務課
【電話】0772-69-0140
<この記事についてアンケートにご協力ください。>