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山陰海岸ジオパークの審査結果 ユネスコ世界ジオパークに再認定されました

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京都府京丹後市

■ユネスコに認められた京丹後の景観と地質学的価値
7月に行われたユネスコによる再認定の審査結果が発表され、本市全域を含む山陰海岸ジオパークが「ユネスコ世界ジオパーク」に再認定(4年間)されました。ユネスコから公表された山陰海岸ジオパークの現地審査員のレポートによると「全体として前回の指摘事項への対応は大きく進捗している」と評価されたほか、山陰海岸ジオパークをより良くするための助言もいくつかありました。
網野町の郷村断層で行われた現地審査では、ジオパーク専門員や市教育委員会職員らが審査員に、北丹後地震の被害や断層の特徴、さらに市内小学校で実施しているジオパークを活用した理科体験活動「大地の学習」について説明。小学6年生を対象に行われている大地の学習は、地層・岩石・断層などの地質や地震災害のリスク、防災に関するプログラムが盛り込まれており、次世代へつなぐ学習であると審査員から非常に高い評価を受けました。
郷村断層は、1927(昭和2)年に発生した北丹後地震の際、地表に現れた地震の断層で、地震から2年後には国の天然記念物の指定を受け、現在は建屋の中で保存しています。審査員からは「″活断層″という言葉が初めて使用されたという点で国際的にも地質学的価値がある場所だ」と評価されました。

■世界ジオパークは日本に10カ所だけ!
ジオパークは、世界的に優れた地質や文化の遺産を知り、守り、活かすプログラムです。
国際的または国内において価値が認められた地質遺産があるジオパーク。その遺産を保全、活用することで地域と地球全体がともに持続可能な未来を歩めるよう行動する地域です。日本ジオパークは46地域ありますが、その内の10地域のみがユネスコ世界ジオパークにも認定されています。本市を含む山陰海岸ジオパークはユネスコ世界ジオパークとして、貴重な地形や地質遺産を数多く有しています。

問合せ:観光振興課
【電話】0772-69-0450

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