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京田辺市の市史を編さん「資料編第5巻 地理・民俗」を5月8日に発売

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京都府京田辺市

市は、ふるさとへの誇りや愛着を育み、地域の将来像を描く基礎とするため、「京田辺市史」(全8巻を予定)の編さんを進めています。大学教員をはじめとした研究者が学術的な知見に基づき、各巻の執筆・編さんに取り組んでいます。
このたび、「京田辺市史資料編第5巻 地理・民俗」を刊行します。同巻では、暮らしを支えてきた産業や自然、古い地図や昔に使用されていた民具など、地理学・民俗学の視点から記しています。普段は見過ごしてしまいそうな何気ないものや、すでに見られなくなってしまった習俗など、過去から現在までを見通すことができる一冊です。本市の歴史を、「京田辺市史」を通じて学んでみませんか。

■購入しませんか
発売日:5月8日(水)
販売場所:市史編さん室(中央公民館内)、文化・スポーツ振興課など
郵送を希望する場合は問い合わせてください。
規格:A4フルカラー・本文365ページ
巻末索引が付いています。
価格:3,000円(税込み)

■刊行予定

■〔Interview〕―市史の編さんに携わる人―住まいの地域の歴史や変遷を学んで
京都府立大学文学部歴史学科准教授 市史編さん委員 地理・民俗部会長 上杉和央さん
京田辺市域には地域らしさを示す要素が豊富に残っています。住宅が立ち並ぶ現代的な風景が広がる一方、一本道を入ると古い道が残っていたり、小さな茶畑が現れたりと、新旧が点在する京田辺らしい風景を目にすることができます。祭りなどの地域の行事も豊かで活力があるように思います。
本巻の特徴は、歴史だけではなく現在の様子も記している点です。空撮写真による地域ごとの変遷のほか、道沿いに立つ石碑など市民の皆さんが普段目にしているものが載っていて、実はそれが地域の特徴を示すものであるということを感じてもらえるのではないでしょうか。
本書の編さん期間は新型コロナウイルスの感染拡大時期と重なってしまいました。聞き取りなど予定通り調査が進まなかった部分もありますが、本市域の過去から現在まで、皆さんの身近なものが幅広く載った一冊です。お住まいの地域の歴史や移り変わりを学びながら、楽しんで読んでいただけるとうれしいです。

問合せ先:市史編さん室
【電話】64-1301

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