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UJISHIのコラム(各課からのコラムをご紹介!)

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京都府宇治市

■01 [お茶][歴史]お茶のまち・宇治
▽本(ほん)ず栽培を知っていますか?
宇治市の茶園では、新芽の時期に覆いをします。日光を遮ることで、うま味成分の「テアニン」が渋み成分のカテキンに変化するのを防ぎ、うま味の多いお茶に仕上がります。
覆いをする栽培方法の一つに、よしずとわらを利用した「本ず栽培」があります。茶園に棚を作り、葦で編んだすだれの「よしず」と「わら」で覆いをする伝統的な方法で、今から約400年前に始まり、その技術は代々受け継がれています。本ず栽培を行う農家では、修繕が必要なよしずを1枚ずつ手作業で編み、縦120cm、横290cmのよしずを茶園に600~700枚使用している農家もあります。
覆いをする時期になると、丸太を打ち、竹を固定してやぐら(棚)を作ります。棚が完成したら、よしずを1枚ずつ棚の上に乗せ、隙間のないようにきれいに広げていきます。よしずの上にわらを乗せ、棚の上からわらをふっていきます。
よしずを広げるタイミングやわらをふるタイミングは、天候や新芽の開き具合などを見極めて行われます。お茶摘みが終わると、「こぼち」といって、わらを園内に落とし、茶園に敷きます。園内に雑草が生えるのを防ぎ、わらが土に還ることで、畑の養分となります。
市内では本ず栽培が今も行われていますが、手間がかかるため年々その数は減っており、今ではとても貴重な景観となっています。お茶のシーズンに市内の本ず栽培の茶園をぜひ探してみてください。

問合せ:農林茶業課
【電話】20-8723

■02 こんなときどうする?
▽「電力会社からの電気代請求の電話に注意!!」
Q…電力会社から「お客様の電気代は未払いのため、2時間後に停電となります。」と自動音声の電話がかかってきました。覚えがないため、一旦電話を切り、電力会社に確認の電話をしましたが、話し中で通じません。どうしたらよいですか?

A…振り込め詐欺や、個人情報収集目的の電話の可能性が高いです。
自動音声の指示に従うと、担当者につながり、お金の振り込みを求められたり、個人情報を聞かれるという事例が報告されています。他府県では、高齢者がキャッシュカードを預けて300万円以上引き出された事例や、コンビニで電子マネーカードを購入し90万円分をだまし取られた事例が発生しています。固定電話だけでなく、携帯電話にもかかってくるという報告もあります。確認のために電力会社に問い合わせをしたが、電話が通じないという相談も入っています。
電力会社は料金を滞納した場合、文書で督促します。このような電話がかかってきてもすぐ切るようにしてください。

問合せ:消費生活センター
【電話】20-8796

■03 共生[かんたん]手話入門
▽あなたも簡単な手話を覚えてみませんか。
「手話の魅力」
手話は見る言葉です。次の手話はどこの国を表しているでしょうか?
(1)両手を握り、腕を胸の前で交差する。
(2)両手の親指・人差し指をそれぞれ向かい合わせ、左右へ引き離しながら指を閉じる。
(3)右手親指の指先を額の中央につける。
※詳しくは本紙をご覧ください。

エジプト
インド
日本
オーストラリア
アメリカ
イギリス

答え(1)エジプト(2)日本(3)インド

問合せ:障害福祉課
【電話】21-0419
【FAX】22-7117

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