▽あなたの住まい、備えは万全?
地震はいつどこで起きるか分からず、絶対に助かるという方法もありません。
命を守る環境作りを着実に進めることが対策の第一歩です。
今号では、防災対策を先送りにしない「いま」出来る備えについて特集します。
■知ってる?防災クイズ
おうじちゃま:いきなりだけど!地震防災クイズでしゅ♪
問題 緊急地震速報が鳴った場合、最初にすべきことは何?
(1)机の下や物が無い場所に逃げる
(2)火を消してガス栓を閉める
(3)走って屋外に避難する
ちはや姫:
答え (1)机の下や物が無い場所に逃げる
緊急地震速報が鳴ってから強い揺れが来るまでの時間は、数秒~数十秒と言われているわ。すぐに身の安全を確保することが何より大切よ!
机など隠れる場所がない場合は大きな家具や窓ガラスなどから離れるのよ!
おうじちゃま:
問題 スーパーマーケットなどで買い物中に大きな地震が発生した場合、命を守る正しい行動は?
(1)買い物かごをかぶってうずくまる
(2)コンクリートの柱の下に避難する
(3)非常口から逃げる
ちはや姫:
答え (1)買い物かごをかぶってうずくまる
震度6~7クラスだと、全く何も出来ないの。下手に動いてケガをしないようにね。
スーパーマーケットなどの買い物かごは意外にも強度があるのよ。ただし、かごは頭にぴったりと付けず、少し浮かせて持ってね。とにかく頭を守ることが肝心よ!
おうじちゃま:
問題 地震が起きた時の正しい行動をしっておくことも大事だけど、何か事前に備えておけることはないカナ~?
ちはや姫:
答え 「いま」出来る地震対策は、次の3ページに掲載しているわ!
まずは「いま出来ること」から備えるのよ!
■「いま」出来る!地震対策
◇家の中の対策
・寝室に防災用スリッパを常備
・寝る場所はタンスや本棚から離れた場所に
・ガラス飛散防止フィルム
・テレビの固定(テレビ台のキャスターを外す、固定の方法は家具等と同様)
・照明器具の固定
・冷蔵庫や電子レンジ等、家電の固定(転倒防止マットやベルト)
・家具の扉の開放防止
・感震ブレーカー…地震を感知すると自動的にブレーカーを落として電気を止めます。地震が引き起こす電気火災対策に。
・タンスや家具の固定(L型金具やチェーンタイプ、突っ張り棒タイプ等)
おうじちゃま:非常用持ち出し袋は、玄関や勝手口など、避難経路上に置くのがオススメ☆
※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。
◆非常用持ち出し品の準備
準備するものは「なくてはならないもの」を。まずは3日分、出来れば1週間分の準備を。食品や加工品を少し多めに購入し、使った分を補充しながら日常的に備蓄する「ローリングストック」も効果的です。
・一次持ち出し品(避難するときに最初に持ち出すもの)
リュックなどに入れる重さの目安は、男性で15キロ、女性で10キロ程度。
貴重品:現金(公衆電話用の10円硬貨があると便利)、免許証、印鑑など
非常食品:カンパンや缶詰など火を通さないでも食べられるもの、水、紙皿、コップなど
応急医療品:ばんそうこう、傷薬、胃腸薬、鎮痛剤など
携帯ラジオ:小型で軽く、FMとAMの両方聴けるもの(予備電池は多めに)
衣類:下着、上着、タオルなど
照明器具:懐中電灯、ろうそく、ライターなど(予備電池も忘れずに)
その他:常備薬、メガネ、入れ歯、ティッシュペーパー、生理用品、非常用簡易トイレ、乳幼児がいる場合はミルクやおむつ等
・二次持ち出し品(災害復旧までの数日間の備え)
食料・水:そのままか簡単な調理で食べられるもの(缶詰やレトルト食品など)、飲料水は1人1日3リットル
燃料:カセットコンロ、固形燃料や予備のガスボンベ
ちはや姫:「くらしの便利帳」の防災情報をチェックよ!
問合せ:危機管理室
【電話】39-9421
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