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自治体の皆さまへ

人生100年時代 住み慣れた地域で生き活きと暮らす!(1)

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京都府宇治市

住み慣れた地域で健康的に自分らしく生活を続けたいというのは、誰でも共通の願いではないでしょうか。
人生100年時代。年齢を重ねても、誰もが生き活きと暮らせるまちを、ともにつくっていきませんか?

[ボランティアで生きがいづくり]→健康長寿サポーター(ボランティア)として活動…3ページに掲載
[仲間とともに健康づくり]→教室などに参加して仲間と運動を続ける…4ページに掲載
[認知症とともに暮らす環境づくり]→認知症コーディネーターに相談…6ページに掲載

ご長寿を、心よりお祝い申し上げます。
高齢者の皆様には、ご健勝のこととお喜び申し上げます。また、長年にわたり宇治のまちの発展にご貢献いただいていることに深く感謝を表します。
宇治市では、高齢化率が30%を超える中、一人ひとり誰もが年齢を重ねても意欲を失わず、健やかに心豊かに、その人らしく生き活きと暮らすことができるまちを目指し、本年3月に「宇治市高齢者保健福祉計画・第9期介護保険事業計画」を策定しました。
この計画のもと、高齢者の方々が地域社会で役割を持って活躍し、支え合いながらともに暮らしていける仕組みづくりに取り組んでおり、健康長寿サポーターなど、多くのボランティアの方々を中心に、市民の健康づくりや生きがいづくりを支える活動に精励いただいております。
さらに、認知症の分野では、地域における認知症との共生の実現に向け、正しい知識の普及啓発、当事者やそのご家族の方々への相談体制の充実や活躍の場づくりをはじめ、きめ細かい支援に引き続き努めてまいります。
これからも、皆様が末永く、明るく健やかな日々を紡いでゆかれることを心よりお祈り申し上げます。
宇治市長 松村 淳子

・9月は敬老月間です
宇治市では、高齢者の長寿をお祝いし、敬意と感謝の意を伝えるため、9月を「敬老月間」と位置づけ、市内介護施設等で開催される敬老会に訪問し、長寿をお祝いします。

■ボランティアで生きがいづくり
◆健康長寿サポーター
地域での自主活動や「通いの場」(住民主体通所型サービス)のボランティアとして運営に携わるなど、様々な支え合いの活動に参加し、活躍できます。

◇(受講生募集)健康長寿サポーターになるために…宇治源輝人(げんきびと)講座
いつまでも元気ではつらつと輝く人生を送るためのヒントについて学びます。講座受講後には、「健康長寿サポーター」として登録できます。
対象:市内在住で2日間の講座に参加できる人
定員:先着各会場20人
内容:講義「超高齢社会を元気に生きるヒント」、「わがまちの地域活動を学ぼう」他
申込み:9月10日(火)までに、電話または参加申込書をファクスで、福祉サービス公社(【電話】28-3154【FAX】28-3190)へ。参加申込書は公共施設等で配架しています。

[INTERVIEW]健康長寿サポーターとして活躍する和智さんにお話を伺いました。
・「健康長寿サポーター」
和智 哲三(わち てつぞう)さん

▽何か地域に貢献したかった
会社に勤めているときは、地域との関わりはほとんどありませんでした。「退職後は、何か地域に貢献しなあかん」という当時の上司のアドバイスをもとに、定年退職後、市政だよりで募集していた「健康長寿サポーター」の講座(「宇治源輝人講座」)を受けました。

▽「通いの場」立ち上げメンバーに
他の「健康長寿サポーター」のお手伝いを数年した後、「通いの場 陽だまり」の立ち上げに携わりました。ボランティア同士がつながり、助け合って活動しています。

▽利用者の方から元気をもらう
「通いの場」を利用いただく方は一人暮らしの方も多く、日常的に人と話すこと自体が減っています。ここでたくさん話して笑うことで、表情が良くなったり、元気になったりする姿を見ると自分も元気をもらえます。

◆健康長寿サポーター活動の場(一部を紹介)
通いの場 ~集まった一人ひとりが主役~
「要支援1・2」の人などを対象に、地域に住むボランティアが定期的に運営。利用者だけでなく運営するボランティアにとっても、介護予防・仲間づくり・社会参加につながる場所です。
「通いの場」は市内9カ所にあります。詳しくは、長寿生きがい課に問い合わせるか、市ホームページを確認してください。

和智さんが活動している
通いの場 陽だまり
毎週水曜日の午前10時~11時半
(宇治市五ケ庄戸ノ内19-1(あいらの杜内))

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