■地震への備え、今できることからはじめよう
日本は、世界有数の地震大国であり、阪神淡路大震災(平成7年)、東日本大震災(平成23年)や熊本地震(平成28年)など、これまで多くの地震や津波による災害が発生しています。
大きな被害をもたらす地震は特定の地域に限って発生しているわけではなく、本市の周辺にも大きな地震を引き起こすおそれのある断層が複数存在します。(右図本紙参照)
突然襲ってくる地震から身を守るために、今すぐにできる日頃からの備えについて考えてみましょう。
◆地震への備え(1)
家の中の安全チェック
過去の大きな地震では、多くの人が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしました。大地震が発生した時には「家具は必ず倒れるもの」と考えて、転倒防止対策をしておきましょう。倒れた場合のことを考えた対策も有効です。
・家具を壁に固定する
・寝室や子ども部屋にはできるだけ家具を置かない、置く場合は向きや配置を工夫する
・届くところに懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておく
◆地震への備え(2)
こうなったらどうする、を決めておく、準備しておく
大地震で各種施設に被害が発生したら、普段の生活で当たり前にできていることができなくなります。そうなった時に困らない・焦らないように、あらかじめ準備しておきましょう。
・電話・スマホが使えない時の家族や大切な人との連絡手段
・いつもの外出時に通る道の災害リスクの確認
・ライフラインが止まっても一時的に生活できるだけの備蓄(生活用品、飲料、食糧など)
○大地震が起きたら…
・通信の集中や設備の被災により電話・インターネットが通じにくい、通じない。
・建物が崩れたり土砂崩れが起きたりして道路が渋滞する、通れない。
・設備や経路の寸断により、電気・ガス・水道が使えない。
地震の揺れは突然襲ってきます。いつ揺れに見舞われても身を守ることができるよう、屋内・屋外問わず周囲の状況や避難経路を確認し、揺れに備えましょう。
■地震などに備えたJアラート試験が実施されます
日時:11月15日(水)11時
緊急時に迅速・確実な情報伝達を行うため、防災行政無線の試験放送が実施されます。戸別受信機やFM緊急告知ラジオも起動しますので、きちんと起動するかどうか確認してください。
放送内容:「これは、Jアラートのテストです。」×3回
※国の判断で訓練が中止される場合があります。
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問合せ:危機管理室
【電話】24-7503【FAX】23-6537
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