■男女共同参画の視点からの防災対策
第二次基山町男女共同参画推進プランでは、「平常時からの防災・復興にかかる男女共同参画の推進」を掲げています。
◇防災リュックを準備しよう
いざというときに必要なものをまとめた「防災リュック」は必ず備えておきましょう。水や食料など老若男女問わず共通して必要な物のほかに、生理用品・乳幼児用品・介護用品・服用中の薬など、それぞれで異なる必需品の確認も行いましょう。すでに準備している人も、消費期限などが古くなっているものがないか年に1度は中身を更新するのが大切です。
◇避難所運営には全員の力が必要です
もし、被災して避難所で多くの人が生活することになったとき、避難所の運営にはその場にいる全員の協力が必要です。女性用品は女性から配布ができるよう配慮したり、国籍や宗教などの各人の特性に合わせた対応が必要になります。一方で、多様な意見が反映されるように、運営責任者には男女両方が参画することや、食事の準備や片付け、清掃などには男女を問わずできる人が当たるなど、性別や年齢によって役割を固定化しないことも大切です。
災害時には、平常時における社会の課題がより一層顕著になって現れます。普段から、男女が互いに支えあう地域づくりに努めましょう。
問合せ:まちづくり課協働推進係
【電話】92-7935
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