~大町ひじり学園は地域と共にある小中一貫校です!!〜
■子どものネット利用
こども家庭庁の2023年度調査で「小学4年から5年の10歳で自分専用のスマートフォンを持つ人は65%」「平日のネット利用時間は1日平均で高校生が6時間14分、中学生が4時間42分、10歳以上の小学生が3時間46分だった」と佐賀新聞に掲載されていました。これを「今の時代だから仕方ない」と見るのか、危機感を持って見るのかで家庭における言葉かけも変わってきます。ネットによる影響は視力低下による失明の問題、斜視の問題、寝不足の問題、課金の問題、加えていじめの問題や薬剤の過剰摂取、いわゆるオーバードーズの問題、見知らぬ人とのつながりから犯罪に巻き込まれる問題、歯周病の問題、勉強する時間が減り学力低下につながるなど、ありとあらゆる問題と結びついていきます。しかし今やインターネットやスマートフォンから避けては通れません。スマートフォンなどと正しく付き合うためには、やはり、家庭での話し合いとルール作りが必要だということに落ち着きます。
■集団登校で培う人づくり・人間関係力づくり
4月は中学生、小学生共に集団登校をしました。中学生が小学生のお世話をして一緒に登校する姿は微笑ましいものだと毎年ながら思います。5月は小学生だけの集団登校ですが、4月の中学生の様子を見て小学校高学年の子どもは1年生の歩く速さに合わせて前後を歩いていました。このように集団登校は「思いやりの伝承の場」でもあります。友達を「待つ」或いは「待たせない」行動、「挨拶」、季節や草花、動物など自然と出会う共通の場でもあります。そう考えると特別の場合は除き、集団登校に参加することは子どもの成長にとって貴重な体験活動だと言えるのではないでしょうか。
詳しくは:教育委員会事務局学校教育係
【電話】82-3177
<この記事についてアンケートにご協力ください。>