令和6年度 小城市予算 1

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■令和6年度予算総額　249億8,203万円
(対前年度比プラス12.4%、27億5,290万円の増)
令和6年度は、「第2次小城市総合計画」に掲げるまちづくりの将来像である「誇郷幸輝(こきょうこうき)　～みんなの笑顔が輝き　幸せを感じる　ふるさと小城市～」の実現のため、市民の皆さんにこれからも安心して暮らしていただけるよう予算編成を行いました。

◇歳入
市民のニーズに応じた自主性のある行政サービスを安定して提供できる財政基盤を築くためには、一般的に「自主財源」の割合が高いほど望ましいと考えられています。
市の収入総額249億8,203万円のうち、「自主財源」が占める割合は83億6,354万円で33.5%、「依存財源」が166億1,849万円で66.5%となっており、国や県から交付される収入や借金に頼った構造といえます。

◇歳出
令和6年度の歳出予算は物価の高騰や社会保障経費の増などの影響で例年より財政状況が厳しくなっていることから、これまで以上に経費縮減・削減を行っています。
このような中でも、牛津川遊水地事業などの「安心・安全」や、保育所等整備補助事業などの「子育て・教育」に関する政策について重点的に予算化しています。

※グラフの(　)内は構成比。構成比は、端数処理の関係上、一致しない場合があります。
※数字の単位未満は、四捨五入しており、合計の数字と内訳の計とが一致しない場合があります。

■今年度の主な事業
令和6年度の主な事業を紹介します(小城市総合計画政策別)

◆政策1　住みたい!と思う　笑顔が集まるキレイなまち
○快適な生活環境の保全と循環型社会の形成
・廃棄物中継センター施設整備事業　3,850万8千円
廃棄物中継センターの老朽化や安全性の低下を解消するなどのために、必要な施設整備の基本計画策定などの業務を行います。

○計画的な土地利用の推進と効率的な都市づくり
・市営住宅維持管理事業　1億38万3千円
市営住宅の計画的な維持管理・修繕による良質な住環境を提供するため、西新町団地の外壁等改修工事を行います。

◆政策2　安全に　みんなが行き交うまち
○道路の保全と交通網の充実
・社会資本整備総合交付金事業(新設改良)　2億1,590万円
一般車両や歩行者などの安全性と利便性を確保するため、歩道設置工事や交通安全施設を整備する工事などを行います。

・橋りょう補修事業　2,795万円
交通の円滑化を図るため、老朽化している橋りょうの補修工事や架け替え工事などを行います。

◆政策3　歴史、文化と歩んでいく　自然豊かなまち
○自然環境の保全
・みんなで地球温暖化防止事業　1,187万6千円
小城市「ゼロカーボンシティ」の実現に向けて、公共施設などへの太陽光発電設備などの導入可能性調査(仮称)やエコフェスタの実施などにより啓発・推進を行います。
※「ゼロカーボンシティ」とは、2050年(令和32年)に二酸化炭素を実質ゼロにすることを目指す旨を公表した地方自治体のことです。

◆政策4　みんなが健やかで　生きがいを感じるまち
○生涯学習・生涯スポーツの充実
・2024年国民スポーツ佐賀大会等開催事業　1億9,804万4千円
今年10月に佐賀県で開催される「SAGA2024国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会」において、小城市ではバレーボール競技、ハンドボール競技、ソフトボール競技を開催します。

・生涯学習センター管理事業　1億8,469万2千円
市民交流・生涯学習の拠点施設としての環境を整えるため、老朽化に伴う改修工事に合わせて、再生可能エネルギー設備などを導入するための工事を行います。

◆政策6　子どもが自分らしく　笑顔で育っていけるまち
○子育て支援の充実
・子育て世代包括支援センター事業　727万9千円
妊娠期から出産・子育て期にわたるまで切れ目ない支援体制を整備し、産後うつの予防や児童虐待のリスクを早期に発見することにより、子育て世代を支援します。

・保育所等整備補助事業　6億4,832万円
市内私立保育所等の改修、改造、防犯対策強化などの施設整備や、保育士の負担軽減による保育体制の強化を行い、また市内の保育ニーズへの対応と安全かつ安心な保育環境を確保するため、より良い保育環境整備に対し補助します。