■暑くなる前の体づくり~熱中症を予防しましょう~
これからますます暑くなってくると、熱中症の危険性が高まります。
熱中症を引き起こす原因を知り、熱中症にならないような体づくりを今から始めましょう!
(1)エアコンを上手に使いましょう!
年齢が上がると、皮膚の温度センサーの感度が鈍くなり、暑さを感知しにくくなります。温度センサーが鈍くなると、温度調節の働きも遅れるため、体に熱がたまり、熱中症を引き起こしてしまいます。そのため、室内には温湿度計を置き、室内温度や湿度をチェックし、暑い日には冷房を積極的に使用して、室温を28℃前後、湿度を40~60%に保つようにしましょう。
(2)こまめな水分補給をしましょう!
高齢者は、脳の察知機能が低下することから、喉の渇きを感じにくくなっています。日頃から、喉が渇いていなくても早め早めにこまめな水分補給をしましょう。
(3)運動をして熱中症になりにくい体づくりをしましょう!
日常的な運動習慣を身につけていれば、体温調節機能の老化を遅らせることができます。運動直後30分以内に糖質とタンパク質を含んだ牛乳などを補給することで熱放散能力が改善することが報告されています。夏到来前には1日に1回(15~30分)は汗をかく運動をして、体力づくりをしましょう。
地域包括支援センターは高齢者の総合相談窓口です。お気軽にご相談ください。
健康福祉課内地域包括支援センター(福祉保健センター)【電話】43・2196
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