日本人が歯を失う原因の半分以上がむし歯と歯周病です。特にこどもの頃から口腔ケア習慣をしっかりしておくと、予防効果が高いと言われています。以下の事を意識して、お口の健康を保ちましょう。
・「むし歯予防=歯みがき」×→「むし歯予防=歯みがき+フッ素」◎
歯のお掃除に毎食後の歯みがきは欠かせませんが、どんなに頑張ってみがいても、みがき残しはあるものです。そこで抗菌作用があり、抵抗力の強い歯をつくるフッ素を取り入れることが必要と言われています。
特に1歳半から歯が生えそろう15歳頃までご自宅でフッ化物入りの歯みがき粉の使用やフッ化物洗口、歯科医院でのフッ化物塗布(年に4回程度)を継続的に行うと、むし歯予防の効果が高いと言われています。
・「歯周病予防=歯みがき」
正しい歯みがきで歯周病予防を行いましょう。ポイントとして以下のことに気を付けてください。
(1)毛先を歯にきちんと当ててみがく
(2)軽い力でみがく(※強い力でみがくと、プラークが上手に取れないばかりでなく、歯肉や歯の根を傷つけます!)
(3)小きざみに動かしてみがく
一度むし歯になると、治療をしても元には戻らず、再発と治療の繰り返しになってしまいます。こどもの時からしっかりケアをし、習慣化することは大切です。健康な歯が維持できる習慣をつくりましょう。
問い合わせ:健康増進課 母子保健係
【電話】51-1234
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