■理解しあい、支えあって備えよう~9月1日は『防災の日』~
今、地震が起こったら、『私はどうする?ペットもいるし自宅避難かな?そうすると自宅にあったほうがよいものは?トイレ、食料、水かな…?。』なかなか現実として思い浮かびません。私の友人は、地震や津波のときには、どこへ避難するか、そこへ行くための方法やルートを家族で話し合い、そのために必要なものをいつでも持ち出せるように準備していると言います。私は、まだまだ自分のこととして考えていないようです。そのくせ台風や大雨になると、友人や兄弟の心配をしてしまいます。皆さんはどうですか。もしものときのための備えはありますか。
近年、大規模な災害が頻繁に発生しています。災害は、いつ、どこで発生してもおかしくない状況で、今後も大規模災害の発生が想定されます。災害発生時には、住民が『自らの命は自らが守る』意識をもって行動する『自助』、地域住民や企業等が連携してお互いに助け合う『共助』、行政による『公助』を組み合わせて対応することが重要です。
では、私たちにできることはなんでしょうか。まず、ふだんから災害に対する備えを心がけることが必要です。災害に対する備えは、住んでいる地域の状況、家族構成、生活環境によって異なります。赤ちゃんや子どもがいる家庭、高齢者がいる家庭など、我が家にとって必要な備えは何かを考えておきましょう。
そして、大切な命を守り、被害を少しでも減らすためには、住民同士の助け合いが大きな力になります。不安や恐怖の中で支えになるのが、『誰かとつながっている』という安心感です。手助けが必要な場合は、そのことを周囲に知らせ、協力してもらえるようにしておきましょう。もしものときに備えて日ごろから地域に関心を持ち、あいさつから始める防災を意識してみませんか。
■人権標語の紹介〔受賞者紹介〕
令和5年度小中学校『人権標語』入賞作品を紹介します
※詳細は本紙をご確認ください
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