◆人権教育実践発表会を実施
西人教・揖龍人教やたつの市民推協の指定を受けた人権教育実践発表会が、今年度も市内各地で開催されました。こども園や小学校、中学校では公開保育・授業が行われ、その後の講演や公演、分科会での討議をとおして、人権について考えるよい機会となりました。
◇新宮ブロック
11月11日(香島小で公開授業)
全体会の後、6分科会に分かれて、それぞれの実践報告を基に各テーマにそった討議が熱心に行われました。どの分科会も、グループ討議などで意見を出し合い交流する中で、学校園や地域での取り組みやそこに込められた思いや願いを理解・共有し、地域ぐるみで人権文化の息づくまちづくりをすすめようという意識が高まりました。
◇龍野ブロック
11月12日(まことこども園・神岡小で公開保育・授業)
神岡小金管バンドクラブの軽快な演奏で始まった全体会では、「すべての町民の人権を守る、ふれあい・結びあいのできる神岡町を築こう」のテーマに基づいた、支部の実践が報告されました。続いて、「男らしさ、女らしさより自分らしさが社会を変える~LGBT・男性・女性とは~」の演題で、ブルボンヌさんの講演がありました。性的少数者を表す言葉としてLGBTQ+などが使われていますが、その性差は多種多様であることや結婚後などに性のかたちが変化していく事例などを話され、参加者の性的少数者への理解が深まりました。
◇揖保川・御津ブロック
11月18日(神部こども園・神部小・揖保川中で公開保育・授業)
神部小6年生有志による神部っ子太鼓の勇壮な演奏が神部人権フェスティバルの開会を大いに盛り上げました。その後、ライフデザインいぼがわによる公演「熱い思いと強い願いは今も~全国水平社創立100周年を迎えて~」やDVD、資料を基に、5つのテーマ別に討議が行われました。揖保川・御津両ブロックから参加があり、地域を越えた意見や情報の交流ができるなど、有意義な話し合いができました。
問い合わせ:人権教育推進課
【電話】64・3182
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