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【特集】デジタルで暮らしやすいまちに(4)

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兵庫県三田市

■デジタル化が進めば生活はどう変わる?
たとえば…
Aさんの場合:
・災害時、市公式LINEから届く地区別の避難情報をチェック
・脳の健康度をアプリで診断、フレイル予防
Bさんの場合:
・児童や園児などの欠席連絡やお知らせの受け取りをアプリで行う
・タブレット端末の学習アプリで個別最適化されたドリルで学ぶ
Cさんの場合:
・ウォーキングなどで貯めたアプリのポイントを電子マネーへ
・平日の日中に市役所に行かなくても、インターネットで申請し、受け取れる

■今後どんなことが始まる?
CHECK01)デジタルを活用した認知症の人の見守り
市内で毎年数十件、認知症の人の保護事例が発生しています。そこで、「みまもりタグ(右下)」というデジタル機器を活用した見守りの実証実験を行います。「みまもりタグ」とは、高齢者などに身につけてもらう小型の端末で、検知器が受信した位置情報を家族が確認できます。

問い合わせ:いきいき高齢者支援課
【電話】559-5070【FAX】563-7776

CHECK02)浸水センサの設置近年、大雨による浸水被害や河川の氾濫が頻発しているため、いち早く浸水の状況を把握し、迅速な災害対応が重要です。そのため、浸水の危険性がある地域にセンサを設置し、リアルタイムに状況把握する取り組みを進めています。

問い合わせ:スマートシティ推進課
【電話】559-5096【FAX】562-3555

■三田市が目指す未来とスマートシティ
日本全体で人口が減少する中、三田市でも高齢化が進むなど、今後もまちづくりを進める上でさまざまな課題があります。一方で、スマートフォンを起点としたサービスが多く普及し、マイナンバーカードの健康保険証の利用が始まっているほか、運転免許証の利用も予定されるなど、社会全体のデジタル化が進んでいます。
三田市は、令和2年度からデジタル技術やデータを活用し、まちの課題解決に取り組む「スマートシティ」を推進しています。令和4年4月に「さんだ里山スマートシティ」構想を策定し、そのシンボルとなるロゴマーク(本紙参照)は市民公募により決定しました。また、多くの民間企業や大学、市民団体などと連携してさまざまな事業を行っています。
デジタル技術が日常生活で簡単に使えるように普及し、多くの皆さんが利用することで、より便利なサービスへと充実していきます。窓口へ行かなくていい、待ち時間がないなど、ゆとりのある暮らしに向け、メリットも豊富。「市民一人一人が幸せを実感しながら住み続けられるまち三田」の実現を目指していきます。

問い合わせ:スマートシティ推進課
【電話】559-5096【FAX】562-3555

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