■適正な119番通報の利用を
◇4,370件の119番通報
令和5年12月1日時点で丹波市消防本部が受信した119番通報は4,370件で、うち携帯電話からは2,136件となっています。緊急性がない通報が増えてしまうと、119番の回線がパンクしてしまい、本当に消防車や救急車を必要としている人の119番通報を受け付けることができなくなってしまいます。
119番通報がつながらない場合は、代表番号(【電話】72-2255)まで連絡をください。
◇119番通報は落ち着いて
119番通報するときは、火災やけが・病人の状況などを、落ち着いてできるだけ詳しく伝えてください。携帯電話で119番通報した場合は、基本的にその場所を管轄する消防本部につながりますが、市や県の境界付近では隣の消防本部につながることがあります。丹波市以外でも通報を受信した消防本部が適切に対応しますので、電話をかけている場所を伝えてください。場所がわからない場合には、消防通信員の問い掛けに従って目標や地点を伝えてください。
■もしものときの119
火災・救急などの緊急のときには、どのように伝えればいいの?
通報はあわてず正確に「119番」をダイヤルしてください。
◇救急通報の例
はい、119番です。
火事ですか?救急ですか?
救急です。交通事故を起こしてしまって…
[POINT]
・救急の場合
「頭が痛いです」「胸が痛いです」
・火事の場合
「○〇が燃えています」「○○谷の山林が燃えています」
救急車が向かう場所を教えてください。
丹波市○○町○○(大字)○○番地です。
[POINT]
住所がわからない場合は、目標になる建物など「○○の北側」です。
どのような状況ですか?
車とバイクの事故です。バイクの運転手が倒れ、足を痛がっています。
[POINT]
負傷者(病人)は○○で、状況は○○です。
事故の場合:事故の状況、負傷者の数、容態
急病の場合:患者の性別、年齢、症状
あなたの名前と番号を教えてください。
私の名前は消防花子、電話番号は○○〇-○○〇-○○〇〇です。
[POINT]
通報者の名前、住所、電話番号。状況を確認するために電話をする場合があります。
分かりました。ただちに救急車を向かわせます。
■通信指令室からのお願い
119番は、火災や救急などの緊急通報用です。問い合わせには使用しないでください。
問い合わせにはこちらを利用ください
【電話】72-2255
■[救急からのお知らせ]ヒートショックに注意ください
ヒートショックとは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動するなどによって起こる健康被害です。失神したり、心筋梗塞や不整脈、脳梗塞を起こすことがあり、特に冬場に多く見られます。高齢者に多いのも特徴です。特に入浴では、暖かい室内から、温度が低い脱衣所や浴室で衣服を脱ぎ、温かい湯に入るという温度変化に伴う血圧の激しい変動が発生するため注意が必要です。
■[通信指令室からのお知らせ]Net119緊急通報システム
丹波市消防本部では聴覚・言語機能障がいにより音声による119番通報が困難な人を対象とした通報システムを運用しています。携帯電話やスマートフォンのインターネット機能を通して、簡単な画面操作で119番通報を行うことができるサービスです。
[Check]
利用方法など、詳しくは市のホームページを確認ください。
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