■暮らしの相談・支援の場、住み続けられるまちをめざして
市民プラザが10月で5周年を迎えました。丹波ゆめタウンの2階にある3つのセンターが併設した複合施設で、各センターでは相談業務や様々な情報発信、各種イベントなどを実施しています。また、会議室や作業室、プレイルームなどもあり、様々な用途で利用できます。オープンスペースにはフリーWi-Fiが整備され、パソコン作業や打ち合わせ、休憩、食事など、自由に過ごすことができ、買い物ついでにだれでも気軽に訪れられる場所としてみなさんに利用いただいています。
1.市民活動支援センター
「市民一人ひとりが輝き活躍できるまちづくり」をめざして、市民が主体の生涯学習や市民活動、地域づくりを総合的に支援しています。最近の取組としては、誰もが学びを楽しめるようにするため「みんながセンセイ!みんなが生徒!たんばまなびのマルシェ」の開催や、自治協議会による地域のあり方の充実・見直しを重点的に支援しています。この他、皆さんのアイデアから、「お願いポスト-あなたの願い全力応援プロジェクト-」「みんなの定例記者発表」「チャリティー企画」の3つの企画が誕生し、多様な連携・協働の地域づくりを進めています。これからも市民の地域づくりや市政参加の拡大と、住み慣れたまちに住み続けられる暮らしの実現に向けて取り組みます。
【電話】82-8683
2.男女共同参画センター
各自治会の男女共同参画推進員の皆さんと進める啓発活動や、男女共同参画の考え方を深めるための学びの場づくりなど、様々な事業に取り組んでいます。開設当初は、センターの存在が認知されておらず、「こんなところにあったんだ」と来館者に驚かれることもありましたが、現在は「買い物ついでに、本を借りに来たよ」「話をしたら気が楽になった」などと喜んでいただけるようになりました。今後は「自分らしい生き方が見えてきた」「新しい出会いから活動が広がった」「性別にとらわれず自分の力が発揮できるようになった」などと感じてもらえるように、市民一人ひとりの暮らし方や生き方を応援できる存在であり続けたいと思います。
【電話】82-8684
3.氷上子育て学習センター
子育て中に役立つ情報の提供や、相談員・ピアサポーターによる子育て相談などを実施しています。子育て支援のための講座では、基礎的な内容から参加者と話をしながら学び、どのように応用できるかを一緒に考え、コミュニケーションを大切にしています。
ベビールーム(授乳室)もあり、子育て中の人が来館しやすい環境づくりに努めています。また、利用者の皆さんと一緒に取り組むグループ活動では、子育てをする皆さん自身が必要だと思ったことを実現できるように支援しています。悩みは一人ひとり違います。気軽に相談でき、ちょっとした息抜きや楽しいおしゃべりができる場所をめざしていきたいと考えています。
【電話】82-8689
◇利用者の声
3年前から週1~2回程度、買物のついでに利用しています。イベント等を通して市民プラザで知り合った友だちも多いです。
■市民プラザ5年の主なあゆみ
◇令和元年
・9月
市民プラザ開設前ワークショップ「みんなでつくろう!使おう!みんなの市民プラザ 意見交換会andごちゃまぜ交流会」開催
・10月22日
市民プラザオープン
・11月
市民活動支援センター情報誌「tamtam」創刊「男女共同参画センターだより」創刊
女性のための悩み相談
紙飛行機大会、オセロ、書き初めなど、お楽しみ企画を実施
◇令和2年
・4月
緊急事態宣言により臨時休館
・8月
来館者10,000人を達成
・10月
ラジオ番組「ラジオ喫茶ここちか」放送開始
・12月
1周年記念イベント「まちとわたしの大交流会」※以降、毎年開催
◇令和3年
・10月
「エントランス装飾づくり」「座布団カバーづくり」を実施
・11月
氷上中学校トライやる・ウィークを3つのセンター共同で受け入れ
◇令和4年
・4月1日
市民プラザ指定管理者制度開始(特定非営利活動法人丹波ひとまち支援機構)
・10月
「〇〇地域の未来デザインプロジェクト」始動
「たんばローカルグッドネットワークはまころ」始動
・12月
「開設から3年を振り返り、これからの3年を話し合う会」
◇令和5年
・2月
第75回優良公民館表彰を受彰
・9月
「もやもや座談会」
◇令和6年
・1月
「みんながセンセイ!みんなが生徒!たんばまなびのマルシェ」
・2月
「丹波市市民プラザと市民活動をよりよく・楽しくする市民会議」
・7月
「お願いポスト-あなたの願い全力応援プロジェクト-」
・8月
「みんなの定例記者発表」
・9月
「ミーツ丹波」※本紙P24に関連記事
問合せ:市民活動課
【電話】82-0409
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