■鶏肉と香味野菜のスープ
1人分エネルギー:約137kcal・食塩相当量…0.9g・調理時間…約15分
※日本食品標準成分表2020版(八訂)を基に計算
◇材料(2人分)
鶏もも肉…100g
長ねぎ…1/2本(50g)
にら…1/2束(50g)
もやし…1/2袋(100g)
油…小さじ1
塩・こしょう…少々
(a)水…1.5カップ(300ミリリットル)
(a)おろししょうが…小さじ1
(a)顆粒チキンスープの素…小さじ1
◇つくり方
(1)鶏肉は一口大に切り、ねぎは斜め切り、にらは3cm幅のざく切りにする。
(2)鍋に油を入れて中火で熱し、鶏肉の両面に焼き色が付いたら、ねぎ、にら、もやしを加えて炒める。
(3)全体に油が回れば(a)を加えて煮立て、ねぎがやわらかくなるまで煮る。
(4)塩・こしょうを加えて味を調える。
[Point]
ねぎやにら、しょうがなどの香り高い野菜を使うことで減塩にもなります。
■ライフステージに応じたみんなの食育
ライフステージごとの特徴に合わせた食育のポイントを紹介していきます。(11回目)
◇青年期~自分の適正体重を知ろう~
青年期は身体的成長がほぼ完成し、体力的にも充実する時期になります。今を元気に過ごしていても、若い時期の食習慣は将来の健康に影響するので、正しい食習慣を身につけることが大切です。
食事の基本は1日3食、主食・主菜・副菜をそろえた食事をすることですが、青年期は体型が気になるなど、やせたいという願望をもつ人が多くいます。令和4年度に実施した食育に関する市民アンケートでは、高校生の4人に1人がやせ体型で、自分の適正体重を知らない割合は5割でした。やせは貧血や骨粗鬆症、女性では子どもの出生体重に影響を及ぼして成人後に生活習慣病を発症するリスクが高まることが分かっています。
自分の体格を判断する基準としてBMIがあります。18.5以上25.0未満が普通体重、18.5未満がやせ、25.0以上が肥満と判断されます。BMIが22になるときの体重が適正体重で、最も病気になりにくいとされています。体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算ができます。健康的な生活を送るために、まずは自分の適正体重を知ることから始めましょう。
問合せ:健康課(健康センターミルネ内)
【電話】88-5750
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