定期的に健診を受けることで、自覚症状がなくても病気のサインに気づくことができます。ぜひ、年1回の健診受診を習慣にしてください。
■『検診』と『健診』の両方を受けていますか
がん検診は、がんを早期に発見し、その後の適切な治療につなげることで、がんによる死亡リスクを減少させることを目的に行われています。国は検診項目、対象者、受診間隔などを指針で定めています。決められた検診は定期的に受診しましょう。
また、健診には、メタボリックシンドロームや高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の発症・重症化を予防するための特定健診があります。市の特定健診は、丹波市国民健康保険に加入している40~74歳のすべての人が対象です。丹波市での特定健診受診率は上昇傾向ですが、受診率は5割以下です。特定健診は通院中の人も対象で、ほかの病気の危険性がないかを確認するため、主治医と相談しながら、年1回は特定健診を受けましょう。
◇毎年健診を受けることのメリット
1.定期的に自身の健康チェックができる
2.生活習慣病の早期発見・早期治療につながる
3.合併症(心筋梗塞や脳梗塞など)の発症リスクが軽減できる
令和5年度の巡回健診(集団)では、特定健診受診者(市国保・後期高齢者医療受給者)の約45%が血液脂質に何らかの異常があることがわかりました。生活習慣病は早期に発見し、生活習慣を見直すことで予防することができる疾患です。
自身の身体の状態を知り、生活習慣を見直して、病気の重症化を予防しましょう。
・令和5年度巡回健診による特定検診で「要指導」「要医療」となった人の割合
問合せ:健康課(健康センターミルネ内)
【電話】88-5750
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