◆骨の健康管理も大切です
令和5年度の介護保険の申請理由では、「筋・骨格疾患」が一番多くなっています。このうち骨粗しょう症は骨の量が減って骨がもろくなり、骨折しやすくなってしまう病気です。原因は骨を形成するカルシウムの不足や、カルシウムの吸収に必要なビタミンDなどのビタミンがバランスよく摂れていないことや、運動不足などです。
高齢者の骨折は寝たきりになる最大の原因です。骨粗しょう症の予防や治療はとても大切です。骨粗しょう症検査を受けるなどして、骨の状態を確認しておきましょう。
◇予防策
(1)3食きちんとバランスよく食べましょう。カルシウムやタンパク質の多い食品を食べることが効果的です。
(2)骨は運動などの負荷をかけると強くなり、逆に負荷をかけないと弱くなるという性質があります。適度な運動をして骨を強くしましょう。
(3)1日のどこかで外にいる時間を確保してみましょう。日光を浴びることで体内でビタミンDがつくられます。できることから始めてみてください。
問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】82-2079
<この記事についてアンケートにご協力ください。>