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自治体の皆さまへ

[特集]災害への「備え」は「知る」こと~15年前の経験を活かす~(2)

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兵庫県佐用町

◆正しく「知り」正しく「備える」
◇CHECK 01 あなたの家は大丈夫?ハザードマップで危険な箇所をチェック
ハザードマップの情報には、「災害を具体的に知る」「事前の対策を検討する」「災害から逃げる」の3つの要素があります。いま一度、ハザードマップを家族で確認して、自分が住んでいる場所はどんな災害の危険があるか、一番近い避難場所はどこか、避難場所まで安全に行くためにはどこを通ればよいかを知っておきましょう。また、家族で連絡が取れない状況でも避難し合える場所を確認しておくことも大切です。
ハザードマップは、インターネットでも確認することができるので、自身に関係あるページを保存しておくことをおすすめします。

◇CHECK 02 登録はできていますか?町が発信する情報に登録
佐用町に災害の危機が迫ったときは、さまざまな方法で町民のみなさんに防災情報を発信します。どの方法が一番早く情報を得ることができるか確認しておきましょう。

・防災行政無線
避難情報などを屋外スピーカーと各家庭に設置している戸別受信機から発信します。
毎日放送している定時放送は、いざという時に放送が流れるかを確かめる役割もあります。

※スマートフォンからでも聞くことができます
聞き逃したり、聞きにくかったりしたときは、専用アプリから過去10回の放送を聞くことができます。

・ひょうご防災ネット
町から発信した避難情報のほか、地震、気象警報など防災に関するさまざまな情報が集約されています。避難場所を確認する「マイ避難カード」も作ることができます。

・町公式LINE
普段は、町のイベント情報などを中心に配信しています。
LINEのアプリをお持ちの人は、二次元コードを読み取り、友だちに追加してください。

◇CHECK 03 どこで情報を得ていますか?天気予報を「見るクセ」をつけましょう
天気予報は、台風や豪雨などの予測を事前に知ることができるため、適切な準備や避難ができます。この時期は、突然天気予報が変わることもあるので、毎日チェックをしておきましょう。
テレビやラジオなどの気象情報で警報などが発表され、大雨による災害が発生する恐れがあるときは、気象庁のホームページで公開されている「キキクル」を活用してください。
「キキクル」では、大雨や洪水による災害の危険が、どこで、どのレベルで迫っているかを、地図上で視覚的に知ることができます。
災害から身を守るためには、自ら正しい情報を得ることが大切です。いつ起こるかわからない災害に向けて、正しい情報を「知り」、正しく「備え」ましょう。

◆Pick up 「線状降水帯」の予測情報が都道府県単位に
豪雨災害をもたらす線状降水帯の予報が、これまでの「地方単位」から「都道府県単位」になりました。大雨が降りそうなときは、これまで以上に気象情報に注意してください。

◆interview
・神戸地方気象台
伊藤 嘉記 さん

◇自分の住む場所を「知る」ことが大切です
大雨はある程度事前に予想ができ、備えることができます。前線や台風が近づいてきたら、天気予報やインターネットなどの気象情報は必ずチェックしてください。
また、気象予報士が「大気の状態が不安定」と言うときは、積乱雲が発生・発達しやすい状態のため、雷、竜巻などの突風、急な強い雨などに注意が必要です。
災害から身を守るには、まずは自分の住んでいる場所が安全かどうかを、ハザードマップで確認しておくことが大切です。特に、大雨のときは、気象庁ホームページの「キキクル」を見て、自分の住んでいる場所にどんな危険が迫っているかを確認してください。自分の身を自分で守れるように備えておきましょう。

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