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特集2: 地球に優しい×お財布にも優しい環境づくり~ゼロカーボンシティに向けてできること~

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兵庫県加古川市

※この記事に関連したSDGs項目は、7番と13番
私たちの生活は気候変動と密接なつながりがあります。
国内で排出される温室効果ガスの約6割が、私たちの暮らしで生じるといわれています。
■まずは知ろう!
Q1:温室効果ガスって?
大気中にある二酸化炭素やメタンガスなどのこと。地表から放射される赤外線(熱エネルギー)を吸収し気温を保ちます。しかし、温室効果ガスが増えると熱を吸収しすぎて地球の表面温度が上昇します。これが地球温暖化で、気候変動などの環境問題を引き起こしています。

Q2:ゼロカーボンって?
温室効果ガスの排出量を、森林などが吸収する量と同等にすることで、実質的な排出量をゼロにすることです。市は2050年までにゼロカーボンシティの実現を目指しています。

衣食住や交通など、製品やサービスの選択次第では温室効果ガスの発生を抑え、地球温暖化の進行を防げます。
環境政策課 多田書記

■気候変動への対策として 昨年10月に市環境基本計画を改定しました
○家庭での温室効果ガス排出量削減目標
2030年度までに66%減(2013年度比)
(市全体の削減目標は2030年度までに48%減(2013年度比))

○市域の再生可能エネルギー※の導入目標
2030年度までに180,000kw導入
(2019年度時点の太陽光発電設備導入容量の2倍)
※太陽光や風力など永続的に利用できるエネルギー。

○ゼロカーボンロゴ
加古川観光大使上野樹里さんデザインのシンボルマーク。ゼロカーボンを目指す事業やイベントで使います。

○ゼロカーボンシティ実現に向けたロードマップ(家庭部門)※環境基本計画(改定版)より。
2013年度(基準)
2022年度★EV車導入補助★省エネ家電買替補助市民一人一人の自主的な取り組みの推進
2024年度★ゼロカーボン住宅促進補助(リフォームなど)
2025年度★太陽光発電設備設置補助

2030年度(目標)
取り組みの強化や追加
2050年ゼロカーボンシティの実現

くわしくはこちら(※本紙参照)

■ゼロカーボンシティの実現に向けて脱炭素型の暮らしをしてみませんか?
お財布にも優しいゼロカーボンアクション
○太陽光発電設備の設置
電気代が
1.年間約18万円お得
2.年間約7.6万円お得
停電時にも使えます
5kwの太陽光発電パネルを設置し、
1.全ての電力を自家消費できた場合
2.余った電力をFIT売電した場合

○省エネ家電への買い替え
電気代が年間約1.8万円お得
冷蔵庫1台で年間約11,000円、エアコン1台で約7,000円お得です

○EV車(電気自動車)の導入
維持費が年間約7.5万円お得
走行中に二酸化炭素を排出しません
停電時の電源としても使えます
(ガソリン車から乗り換えた場合)

○高効率給湯器(ヒートポンプタイプ)の導入
電気代が年間約3.5万円お得
少ないエネルギーでお湯を作ります
(従来型の給湯器から高効率給湯器に更新した場合)

※環境省「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」などを参考に作成。金額は条件により変わります。

■手軽にできるゼロカーボンアクション
○節電・節水・節ガス
こまめなオンオフ、シャワーヘッドの交換など

○高断熱化
カーテンで冷気を遮断、複層ガラスに買い替えの検討も

○スマートムーブ
移動手段を見直して、たまには徒歩や自転車で

○宅配便を一回で受け取る
宅配ボックスの設置、宅配業者の荷物追跡サービスを利用する

○食品ロスを出さない
計画的な買い物、てまえどり、無駄のない献立を

■みんなの力で実現しよう
温室効果ガスを減らす取り組みは、大きなものから身近なものまでさまざまです。家のリフォームや自動車の買い替えなど、大きな出費を伴うものは、ライフサイクルのタイミングに合わせて環境に優しいものを検討してみてください。また、身近な取り組みは普段の家庭生活にぜひ取り入れてください。地球温暖化は待ったなし。一人一人の力を合わせて「2050年ゼロカーボンシティ」を実現しましょう。

小さなことから始めてみましょう!

問い合わせ:環境政策課
【電話】427-9769

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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