あなたの大切な個人情報を守るために 本人通知制度に登録しましょう

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■12月4日～10日は『人権週間』
多可町では、悪質な人権侵害につながる身元調査などを目的とした戸籍謄本や住民票などの不正請求や取得を防ぐため、本人通知制度を実施しています。
この制度は、戸籍謄本などを代理人や第三者に交付した場合、事前登録をしていると、交付の事実が通知される制度です。

■戸籍などの不正取得の実例
▽平成17年
大阪府や兵庫県の行政書士による大量の戸籍などの不正取得が発覚

▽平成23年
東京都の法務事務所が、仲介業者を通じて全国の調査会社から依頼を受け、1万件以上の戸籍などを不正取得していたことが発覚

▽令和3年
栃木県の行政書士が、調査会社の依頼を受け、兵庫県を含む全国の市町村から約3500件の戸籍などを不正取得していたことが発覚

▽令和5年
本人通知制度に登録していた名古屋市の女性が、不正取得に気づき、愛知県警に告発。

■身元調査は重大な人権侵害です
こうした不正取得は犯罪であり、厳しく処罰されています。
結婚や就職などの際に、差別意識や偏見で、相手の本籍や家庭環境などを、本人の知らないところで調べようとすることが不正取得の背景にあります。
身元調査は、プライバシーの侵害や結婚差別、就職差別につながる重大な人権侵害です。

■本人通知制度登録方法
大切な個人情報を守り、人権尊重のまちづくりのために、本人通知制度に登録しましょう。
登録方法：住民課窓口、または町ホームページから申請書類をダウンロードして郵送申請、スマホ・パソコンからのスマート申請(電子申請)があります。詳細は、折り込みちらしをご覧ください。

問合先：住民課
【電話】32-2383