■知らぬ間に忍び寄る歯周病
歯を失う原因で一番多いのは歯周病です。日本人が多く罹患しているう歯(むし歯)や歯周病は、初期の段階では自覚症状なく進行し、放っておくことで悪化して歯を失ってしまいます。
口腔トラブルは、口に影響があるだけでなく、歯肉の毛細血管から細菌が血液に入り込み、全身にめぐります。その結果、身体の健康に影響をおよぼすリスクを高めてしまいます。
■自分でできる予防方法
口と歯の健康を維持するために自分でできる1番の方法は「歯みがき」です。
みがき残しを少しでも減らすために、「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を活用しましょう。
多可町のデンタルフロスなどの使用者割合は約4割です。意外と知らない使い方を、下の図を参考に正しく使ってみましょう!
歯が痛い…
歯肉から出血…
詰め物が取れた…
↓ 放っておくと…
メタボリックシンドロームや認知症の危険性!
「食後の歯みがきと定期健診で口の中を病気になりにくい環境に保ちましょう!」
半年に1回は定期健診を受けましょう
◆デンタルフロス・歯間ブラシの使い方
▽ホルダー付きデンタルフロス
歯と歯の間にフロスを通し、3~4回動かして歯垢を取り除きます。
▽歯間ブラシ
歯間の大きさに合わせてサイズを選びます。歯肉に沿わせて入れ、前後に動かします。入れるときは歯肉を傷つけないように注意しましょう。
▽デンタルフロス
左右の中指にフロスを巻き付け、人差し指と親指で持ちます。
フロスを歯面に沿わせながら、ゆっくりと歯と歯の間に入れ、歯面に沿うように上下に動かします。
■歯科受診券対象者の皆さんへ 歯科健康診査を受けましょう
5月末に対象者に受診券を送付しています。歯科健診はお済みですか?まだの人はぜひ活用ください。
※受診券を紛失した場合も、再発行が可能です。
歯科健診では、日常の歯みがきではとれない着色汚れや歯垢がきれいとれます!
対象:
・令和6年度に、20歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳、76歳、81歳になる人
・多可町国民健康保険加入者で、令和6年度に45歳、55歳、65歳になる人
・母子健康手帳の交付を受けた人とそのパートナー(令和6年4月1日以降)
期間:令和7年2月28日(金)まで
料金:無料(健診後の治療費は自己負担)
健診場所:西脇市多可郡歯科医師会加入の歯科医院
問合先:健康課
【電話】32-5121
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