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【特集】ぼくらの未来は ぼくらが守る〜ともに進めるごみ減量と資源循環〜(1)

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兵庫県多可町

■多可町の1人1日当たりのごみ排出量の少なさ
兵庫県内で15年連続第1位(環境省一般廃棄物処理実態調査結果調べ)

▽平成19年から15年連続1位! 環境省一般廃棄物処理実態調査結果って?
一般廃棄物行政の推進に関する基礎資料を得ることを目的として、全国の市町村などに対して環境省が行っているものです。
多可町は家庭系と事業系をあわせたごみ排出量が、1人1日当たり697g(令和3年度)で、兵庫県で一番少ないんです。そしてその記録は15年連続1位なんです!
・詳しくは兵庫県のホームページで!
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

▽令和5年12月多可町一般廃棄物(ごみ)処理基本計画(改訂版)を策定しました
生活環境の保全と公衆衛生の向上、一般廃棄物の適正な処理を実現するため、ごみに対する多可町の姿勢を定めることを目的に、多可町一般廃棄物(ごみ)処理基本計画(改訂版)を策定しました。
ともに進める“ごみ減量”と“資源循環”~もったいない!の心を行動へ~
・詳しくは多可町のホームページで!
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

■ごみ分別をチェック!ごみ組成調査を実施しました
「まだまだ分けられるね」
▽ごみ組成調査ってなに?
「ごみ」と言っても、その中身は、「紙ごみ」「プラスチックごみ」「生ごみ」などさまざまです。
ごみの中にも、リサイクルできるのに捨てられているものがたくさんあります。燃えるごみは、ごみ袋を開かないと、中にどのようなものがあるのかわかりません。燃えるごみの中身を把握するために、ごみ組成調査を実施しています。

▽ごみ組成調査の方法
ごみ組成調査では、ごみの種類の重量比(%)を分析します。
(1)みどり園に運ばれてきたごみの中から、調査対象にするごみ袋400kg分を選び、中身を取り出します。
(2)取り出したごみを分別して、重量比(%)を分析します。

(燃えるごみ400kgの内訳:令和5年4月実施)
※詳しくは、本紙をご覧ください。

▽食品ロスの中身
こんなにたくさんの食品が捨てられています
・使わずに腐った野菜
・賞味期限が切れた未開封食品

▽意識を変えると、ごみは6割に減らせる!
組成調査の結果、食品ロスが16%も含まれていました。その中には、食べ残しだけでなく、未開封の食べ物もたくさんありました。
資源ごみの24%と合わせると、40%のごみを減らすことができます。次のページで、ごみの分別について、学びましょう!

■3R エコの基本!3Rを心がけよう!

▽リデュース(Reduce)
物を大切に使い、ごみを減らしましょう!
必要ない物は買わない貰わない。
買い物にマイバッグを持参したり、旅行時は、マイ歯ブラシを持参するなど、使い捨てを減らしましょう。

▽リユース(Reuse)
使える物は繰り返し使いましょう!
プラスチックは丈夫な素材で、何度でも繰り返し使うことができます。
詰替用製品を選ぶなど、すぐ捨てるのではなく、再利用を心がけましょう。

▽リサイクル(Recycle)
ごみを資源として再利用!まずごみを正しく分別する。ごみを再生して作られた製品を利用することも大切です。

■やれば、できる!学ぼう ごみ分別
「みんなでごみの少ない町全国1位を目指そう!」

◆絶対アカン!!食品ロス(食べ残し、未利用食品)
▽食べ残し・未利用食品
食品は食べるもの!ごみではありません。食品は作るにも、運搬するにもたくさんの水や肥料、燃料を使っています。ごみになって燃やすとさらにエネルギーが必要です。
・家にある食材をチェックし、使い切れる分だけ買いましょう。
・食材の整理整頓をして、賞味期限をチェックしましょう。
・無駄なく調理して食べきる、残りもの一掃の日を作りましょう。
・小分けにして冷凍保存をうまく使いましょう。

◆しっかり分別! リサイクルの優等生「紙」
▽紙類(新聞・雑誌・段ボールなど)
紙はごみではありません、資源です。紙はリサイクルの優等生。例えば、新聞紙は新聞紙に、段ボールは段ボールに、牛乳パックはたった6枚でトイレットペーパー1個に、雑誌、雑紙は菓子箱などに生まれ変わります。
・新聞ちらし、段ボール、牛乳パック、雑誌、雑紙の5種類にしっかり分けて資源ごみ回収に出しましょう。
・雑紙には紙箱、紙袋、封筒、ファイル、はがき、メモ用紙、トイレットペーパーの芯など、すべての紙が含まれます。
・汚れた紙や臭いのついた紙などリサイクルできない紙が一部あります。
・金属、フィルム、テープ、ビニールなど、紙以外のものはとりましょう。
・細かい紙は散乱しないように、紙袋や封筒に入れましょう。

◆大切に着よう 衣類
▽衣類
お気に入りのものを長く、大切に着ましょう
・古着のリサイクルショップを利用するなど、リユースしましょう。
・最終的に処分するときは、資源ごみ回収に出しましょう。

◆繰り返し使える 缶、びん
▽あきかん・あきびん
缶やびんも何度も繰り返し使えます。
・金属類、無色透明びん、茶色びん、色びんに分別し、不燃ごみステーションに出しましょう。金属類は資源ごみ回収でも回収できます。

◆もっと減らしてみよう 調理くず、草・木類
▽調理くず
・コンポストなどを使って肥料を作ったり、畑の土に戻したりできます。
・燃えるごみに出すときは、しっかり水切りしましょう。生ごみは水分が多く、燃えにくいので、たくさんのエネルギーが必要です。

▽草・木類
・畑など自然に戻す工夫をしてみましょう。
・燃えるごみに出すときは、土をしっかりはらい、よく乾燥させてから出しましょう。水分が多いと非常に燃えにくいものです。

◆ペットボトル、容器包装プラスチック
▽ペットボトル・プラスチック
ペットボトルはペットボトルに、容器包装プラスチックは園芸用プランターや駐車場の車止め、ポリ袋などの包装材に生まれ変わります。
プラスチックの使用量を減らし、使ったプラスチックはきちんとリサイクルしましょう。
・プラスチックは、ほとんどが限りある資源の石油から作られています。プラスチックの使い捨てを減らして、できるだけ長く使ったり、再生利用することが大切です。
・軽く洗って、ペットボトル、容器包装プラスチックに分けて出しましょう。

▽西脇多可行政事務組合×サントリー ペットボトル再生協定「ボトルtoボトル」
西脇多可管内のペットボトルは100%ペットボトルに生まれ変わる!令和4年3月、西脇多可行政事務組合は、サントリーグループと「ペットボトルの水平リサイクル事業に関する協定」を締結しました。
ペットボトルは、高品質のプラスチックが使用されており、同じボトルに再生することで半永久的にリサイクルできます。
この協定により、回収したペットボトルは再びペットボトルとして生まれ変わる仕組み「ボトルtoボトル」が実現しました。

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