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自治体の皆さまへ

認知症地域支援推進員だより VOL.15

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兵庫県太子町

■MCIエムシーアイ(軽度認知障害)について
MCI(軽度認知障害)とは、認知症の前段階にあたる状態のことです。認知機能や記憶力の低下など認知症に似た症状が現れますが、日常生活への影響は認知症ほど大きくありません。早期発見や適切な対応で、認知症への進行を予防できる可能性がありますが、放置すると認知症に移行する可能性があります。
まずは、MCIの状態になっていないかチェックすることから始めましょう。例えば、物忘れが目立つようになった、仕事や家事の効率が悪くなった、なんとなく元気や意欲がなくなった、普段と違う行動をとることを嫌がるようになった、趣味から遠ざかるようになった、付き合いの範囲が狭くなったなど、日常生活における変化を、家族や周りの人がいかに早く気付くことができるかが、MCIの早期発見のポイントです。
気になる場合は、できるだけ早く病院で受診することです。まず日頃からお世話になっているかかりつけ医に相談してみるとよいでしょう。気になる症状は認知症とは別の病気が影響している可能性もあるため、普段の様子や体調を把握しているかかりつけ医に診てもらうことが有効です。
認知症はだれもがなりうる病気です。認知症の発症予防に努めるとともに、かかりつけ医を持ち、適切な時期に適切な対応がとれるようにすることが大切です。

問合せ:高年介護課
【電話】276-6639

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