◆映画「オレンジランプ」の鑑賞で認知症共生社会を考える
厚生労働省が5月に公表した認知症と軽度認知障害(MCI)の有病率と将来推計の研究結果によると、65歳以上の人口に対する2022年の認知症の有病率(男女合計)は12.3%、MCIが15.5%で、65歳以上の約3人に1人が認知症の症状を有しているということになります。また、高齢になるほど認知症の有病率は上がるというデータもあり、認知症は誰もがなり得るものという認識のもと、認知症と共に生きる共生社会の実現が求められています。
町では、9月21日(土)(世界アルツハイマーデー)に、映画「オレンジランプ」の上映会を開催します。この映画は、39歳で若年性認知症と診断された夫とその妻の9年間の軌跡を実話に基づいて描いたものです。
認知症の人やその家族が、認知症とどのように向き合えばよいのか。認知症になっても安心して暮らせる社会とは何か。認知症に限らず年齢を重ねていく全ての人がよりよく生きるためのヒントに満ちた作品です。
あなたの大切な人が認知症になったら。あなた自身が認知症になったら。自分らしく生きていくために今準備できることは。会場で共に感じ取り、考える機会にしていただきたいと思います。
問合せ:高年介護課
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