8月8日夕方ごろに発生した、日向灘を震源とするM(マグニチュード)7.1の地震を受け、気象庁が初の「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表。本市でも災害警戒本部を設置し、市民の皆さんへの注意喚起を行いました。
同発表に伴う「特別な注意」の呼び掛けは8月15日で終了しましたが、大規模地震発生の可能性がなくなったわけではありません。命を守るため、日ごろから地震への備えを行いましょう。
M9クラスの地震が、今後30年以内に70~80%、50年以内に90%の確率で発生すると言われています
■臨時情報が発表されたら何をすればいいの?
「南海トラフ地震臨時情報」とは、南海トラフ沿いで地震などの異常な現象が観測された場合や、地震発生の可能性が相対的に高まっている場合などに気象庁から発表される情報です。国や本市などから呼び掛けられる、臨時情報に合わせた防災対応をとり、その後の情報に注意しましょう
▼発表の流れ
※通常とは異なるゆっくり滑りが観測された場合は、滑りの変化が収まってから変化していた期間とおおむね同程度の期間が経過したときまで
■日ごろから地震に備えましょう
南海トラフ地震が発生した場合、本市では最大震度6強、地震発生から約2時間後に津波は最高2.5メートルに到達すると予測されています。臨海地域を中心に液状化現象が発生する可能性も。いざというとき慌てずに行動するためには、日ごろからの地震への備えが大切です。
▼家具の固定
家具の転倒防止対策を紹介しています!
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▼水や食料の備蓄・非常用持ち出し袋の準備
○チェックしてみよう
・食料品(賞味期限は大丈夫かな?)
・貴重品
・ヘルメット
・軍手
・衣類
・毛布等
・携帯電話の充電器
・ウエットティッシュ
・飲料水
・救急用品
・マスク
・懐中電灯(電池は切れていないかな?)
・下着
・携帯ラジオ
・薬・お薬手帳
▼避難場所・避難経路の確認
ハザードマップで、災害発生時の避難場所や避難経路を確認しましょう。また、本市では、携帯・災害避難カード「命のパスポート」を市公式LINEアカウントで運用しています。避難場所などを登録し、いざというときに活用しましょう。ウェブサイトからの印刷も可能です
○ハザードマップ
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○命のパスポート
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○地震が発生したら
緊急地震速報が発表されたときや揺れを感じたときは、状況に応じて身を守る行動をとりましょう
・屋内では、頑丈な机の下などに隠れて頭を保護する
・屋外では、ブロック塀や電柱、自動販売機など、倒れそうな物のある場所から離れる
・沿岸部では、津波に備えて、安全な場所に避難する
▼災害時の情報入手手段の確保
本市では、防災行政無線をはじめ、市公式LINEアカウント、「全国避難所ガイド」、「ひめじ防災ネット」など、さまざまな手段を活用し、情報を発信しています。アプリの登録はお済みですか?いざというときに活用できるよう、事前にアプリをダウンロードして日ごろから使い慣れておきましょう
○市公式LINEアカウント
本紙記載の二次元コードからご覧ください。
○全国避難所ガイド
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○全国避難所ガイドのここが便利!
・現在地や指定した箇所付近の避難所を検索し、ルートを案内します
・防災行政無線の放送内容や避難情報、地震情報などをプッシュ通知で受け取ることができます
○サイレンは重要な合図!
避難情報や津波情報、国民保護情報など、特に緊急を要する情報を伝達する際には、防災行政無線放送の冒頭にサイレンが流れます!
サイレンが聞こえたら、テレビなどさまざまな手段で情報を確認し、身を守りましょう
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問合せ:危機管理室
【電話】223-9596
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