■保護者に喜ばれる工夫など情報発信を評価 山崎南中が「ウェブサイト大賞」特別賞を受賞
山崎南中学校がホームページを使って効果的に情報発信がされているとして、「エデュマップ学校ウェブサイト大賞」の特別賞を受賞しました。エデュマップとはホームページの制作に使われるシステムで、学校や幼稚園など全国で1000以上の機関が利用しています。同賞はこのシステムを有効活用している学校などを表彰するもので、山崎南中学校はサイトをまめに更新しアクセス数が伸びていることや、保護者が学校行事を動画で視聴できるようにするなどの工夫が評価されました。同校の世良繁信校長は「職員全員での取り組みが評価されうれしい。今後も継続したい」と話しました。
■40年以上続く新春の風物詩 約100人が参加一宮町で「凧あげの集い」
一宮町閏賀で1月1日、毎年恒例の「新春凧あげの集い」が催され、家族連れなど約100人が凧揚げを楽しみました。この催しは地域住民の有志でつくる「播磨一宮凧の会」の主催で、形を変えながらコロナ禍で中止となった年を挟み、40年以上続いています。参加者はときおり吹く風を利用したり走り回ったりして元日の空に凧を揚げていました。途中、同会の上山高明会長が製作した3メートル近い大凧も揚がり、子どもたちは驚いた表情で空を見上げていました。手作りの凧で参加したという地元の小学生は「初めて参加したけど、凧を高く飛ばせて楽しかった」と笑顔でした。
■和やかに新年の準備 千種町で恒例のしめ縄づくり
千種町の老人クラブが地元の小中学生らと12月10日、正月飾りとして使うしめ縄づくりに取り組みました。同町では毎年の恒例行事で、自治会ごとに分かれて行われます。この日、下河野自治会では小学生2人と中学生1人が参加し、低学年の児童は地元の老人クラブのメンバーから教わりながら、慣れている児童生徒は隣でまねながら作業し、しめ縄を完成させていました。一緒にしめ縄を作っていた千種支部老人クラブ連合会長の鎌田惠司さんは「子どもは少ないが和やかな雰囲気で新年を迎える準備ができた」と笑顔でした。
■楽しく作れて満足 国見の森で門松づくり
国見の森公園で12月15日、正月飾りの門松を作る体験プログラムが行われました。市内外から9人が参加し、参加者は土台となる太い竹に土を入れた後、葉ボタンや松、南天などを丁寧に飾り付けていました。完成した門松はそれぞれ持ち帰ります。毎年参加しているというたつの市の女性は「立派な門松が作れた。参加者同士の交流も楽しかった」と満足そうな表情を見せました。
■シーズン到来 スキー場 全面オープン
12月中旬から市内のスキー場周辺で雪が降り積もり、年末に「ばんしゅう戸倉スキー場」と「ちくさ高原スキー場」がともに全面オープンしました。ちくさ高原スキー場では1月1日、2025年の初滑りを楽しむスキーヤーや子ども専用ゲレンデ「ちぐみんパーク」でそり滑りを楽しむ親子連れなどでにぎわっていました。
■フレスコボールで宍粟から世界へ 日本代表の中野さんが市長を表敬
ブラジル発祥のビーチスポーツ「フレスコボール」日本代表で宍粟市一宮町出身の中野克希さんが12月16日、福元市長を表敬訪問しました。フレスコボールは味方同士の2人が向かい合ってラケットでボールを打ち合い、ラリーの回数やテクニックを競うスポーツです。中野さんは昨年9月にポルトガルで行われた国際大会に出場し、男子ペアと男女ペアの2種目でいずれも3位入賞。国内の大会でも準優勝するなど、この年の国内ランキングで2位となり、2025年の日本代表に選ばれました。市長に代表選出を報告した中野さんは「ブラジルで開催される国際大会で優勝したい」と意気込みます。
■ジュニアバンドも会場盛り上げる 市吹奏楽団が恒例コンサートで200人超を魅了
宍粟市吹奏楽団「第9回しそうファミリーコンサート」が12月8日、はがてらす大ホールで開かれました。このコンサートは、同楽団が6月の定期公演とあわせ恒例とする演奏会。今回は美空ひばりやディズニー・プリンセスのメドレー曲など計10曲が披露され、市内外から集まった200人以上の聴衆が演奏に聴き入りました。2023年に発足した小学生の金管バンド「しそうジュニアバンド」もゲストで出演し、3曲を披露して会場を盛り上げました。コンサート終了後、孫と聴きに来たという女性は「優しく温かい音色に癒された。素敵な演奏と楽団の皆さんの努力に感動した」と話しました。
身近な話題を投稿しませんか?
・まちかど掲示板
※二次元コードは本紙をご覧ください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>