文字サイズ
自治体の皆さまへ

宍粟市のごみの現状 ごみを減らすためにできること(1)

4/32

兵庫県宍粟市

私たちの生活からは、毎日たくさんのごみが出ています。宍粟市では年間1万トン以上。一人ひとりがごみの分別、減量を意識することで、ごみ処理にかかる費用を削減することができます。今月はごみの現状、便利な生ごみ処理器などを紹介します。

■ごみの量239トン減少
令和4年度に市内で発生したごみや資源物は全部で1万157トン。そのうち約6割が家庭からのごみです。家庭ごみは3年度と比べて102トン、資源物は22トン減少しています。1年間のごみと資源物の合計量では239トン減少しています(表1参照)。

表1 直近3年間のごみ・資源物の量

■ごみ処理にかかるお金 年間約8億円
表2のとおり令和4年度のごみ処理にかかった費用は約8億円。市民一人あたりにすると年間約2万2千円を使ったことになります。ごみの排出量が減少しているのに、組合分担金、最終処分費が増額しているのは、にしはりまクリーンセンターの定期修繕を実施したことなどによります。

表2 令和3年度と4年度のごみ処理経費の比較

※1 家庭ごみを収集するために要した人件費や収集車両経費、収集運搬委託料など
※2 にしはりま環境事務組合の分担金(施設整備時の借入金の償還額を含む)
※3 にしはりまクリーンセンターで発生する不燃残渣(ざんさ)(リサイクルできない不燃物の残りかす。主にガラスや陶磁器のくず)の処理経費

■資源物売却490万円アップ 続けて再資源化を
市が収集した紙製容器包装やペットボトルなどの資源物は売却され、リサイクル品に活用されています。令和4年度の売却収入は表3のとおり合計で約2160万円でした。3年度と比べ約490万円の増額です。全体の売却収入のうち、にしはりまクリーンセンターへの売却収入は3年度と比べ420万円増額の約2000万円になっています。このお金は組合分担金に使用されました。市内業者への売却収入では3年度と比べ70万円増額の約160万円で、自治会などに還元されました。今後もごみの分別、再資源化に取り組みましょう。

表3 令和4年度資源物などの売却収入

◆ステーションの除雪に協力を
ごみ・資源物ステーション周辺の除雪がされずに「扉を開けられない」「コンテナから取り出せない」などの状況になるとごみ・資源物を収集できません。除雪や定期的な点検、清掃を地域で協力してやりましょう。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU