しそうトピックス(2)

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■山崎東中2年　有時さん　豪水泳大会で金3つ獲得
山崎東中学校2年の有時伶音(れのん)さんが昨年12月、オーストラリアで開催された国際水泳大会「クイーンズランドスイミングチャンピオンシップ2023」に日本代表として出場し、200メートルメドレーリレー、100・200メートル背泳ぎの3種目で金メダルを獲得しました。ほか50メートル背泳ぎ2位、200・400メートル個人メドレー3位。

■戸原小　山本路子養護教諭に文部科学大臣優秀教職員表彰
山本養護教諭(山崎町)は、児童生徒らの早寝・早起きを習慣づける映像教材の作成やユニバーサルデザインを取り入れた健康教育の推進に取り組むなど、子どもたちの健康課題の解決に尽力してきました。過去にも幼小中高連携の生活習慣づくりで「優れた早寝・早起き・朝ごはん運動の推進にかかる文部科学大臣表彰」を受賞しています。

■地域資源生かした取り組みで地元NPOが大臣表彰
宍粟市を拠点に地域づくり活動を展開する「NPO法人奥播磨夢倶楽部」が国土交通省の「手づくり郷土(ふるさと)賞」を受賞しました。同賞は地域の魅力や個性を生かし、優れたまちづくりに取り組む団体を国土交通大臣が表彰します。奥播磨夢倶楽部は、2014年に発足。市内外のメンバー11人で構成し、市内の地域資源を活用したツアーなどを年3～5回開催しています。地域外からの参加者に非日常を体験してもらいたいと、自然と触れ合うワークショップなども開き、若者の呼び込みにもつなげています。春名千代理事長(本紙写真前列右)は「次世代につなげる取り組みを今後も続けていきたい」と話しました。

■住宅火災をバケツリレーで鎮圧　山崎町住民らに感謝状
建物火災の延焼防止に貢献したとして、西はりま消防組合は山崎町の国鞆(くにとも)道男さん、藤原龍真さん(山崎東中3年)、谷正広さん、ほか1名に消防長感謝状を贈りました。宍粟消防署などによると、昨年11月、同町で住宅火災が起きた際、消防隊が到着するまでの間、近くに住む国鞆さんらがバケツリレーなどで消火活動を行いました。宅内での火災だったため、国鞆さんがやむをえず石で窓ガラスを割り、孫の龍真さんや谷さんらと水道ホースやバケツにくんだ水で火元の消火を急ぎました。約10分後に火は鎮圧されていたといい、同組合の栗岡耕治消防長は「地域の絆が功を奏した」と称えました。

■震災遺族の記事に感銘　はりま一宮小児童の自主学習が縁で講演会
はりま一宮小学校で1月11日、5、6年生を対象に命の大切さを学ぶ講演会がありました。阪神・淡路大震災で長女・志乃さんを亡くした上野政志さん(佐用町)が講師を務め、生きたくても生きられなかった多くの命があることを児童らに繰り返し伝えました。講演のきっかけは同小5年の小坂晴基さん。震災当時、神戸大学で美術を学んでいた志乃さんが残した創作パラパラ絵本を上野さんが書籍化した際に受けた取材記事に小坂さんが感銘を受け、上野さんや震災について自主学習をしたことで交流が生まれました。講演会終了後、小坂さんは「言葉より行動というのが印象的だった。自分に今できることをしたい」と話しました。

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