本市では、地域での学びや交流の機会を増やす中で、共に学んだことが活動や新たな学びにつながっていく地域づくりを目指しています。
このコーナーでは、市内6地区で行われている取り組みや活動の様子などを各地域課から紹介していきます。
【中央】
◆大盛況!中央地区まつりもちつきふれあい広場
昨年12月の晴天の中、尼崎城址(じょうし)公園で、尼崎市市民運動中央地区推進協議会主催による「中央地区まつり」が開催され、約2000人が来場しました。
地域の人たちがつきたてのお餅にきな粉などで味付けをして提供するのが、同まつりの特徴のひとつ。今年も来場者が長蛇の列をつくり、用意した餅米36升が早々に振る舞い終了。「つきたてのお餅はおいしいな」と多くの人の笑顔があふれていました。恒例の「尼崎城じゃんけん合戦」には延べ300人が参加。個人戦を勝ち上がった人たちが同協議会の会長や市長などを相手に対戦し、大盛り上がり!見事勝ち抜いた人には賞品として「尼みやげ」をプレゼントしました。参加者からは「楽しかった!」「賞品をもらってうれしかった」などの喜びの声がありました。
うどんやぜんざいなどの飲食コーナーも全て完売。体験ブースでは、けん玉やこま回しなどの昔遊び、消防自動車や競艇のボートの展示などがあり、多くの家族連れなどが楽しんでいました。同協議会の会長は「今年も開催できてよかった。たくさんの人に楽しんでいただけ、来年ももっといいまつりにしていきたい」と話していました。
【立花】
◆ユースカフェにようこそ!
立花南生涯学習プラザには多くの若者(ユース世代)が勉強やおしゃべりに来ています。そんなユースの声から始まった若者限定「ユースカフェ」。流れるBGMやコーヒーの香りが、ちょっと大人な雰囲気を演出し、勉強の合間のひと時を楽しみにしている学生もいます。また、中高生のギターやピアノ演奏が始まったり、自然と会話が生まれたりと憩いの場になっていて、中にはスタッフ側に回る姿も。よくこのカフェに来る中学生は「雰囲気もいいし、職員の人とも気楽に話せて楽しい」と話してくれました。ユースのユースによるユースのためのカフェになったらいいなと願っています。3月は25日〜29日(27日(水)は除く)午後6時〜8時にオープンします!
◆そだてる、たべる、つながる!エディブルプラザ
立花南生涯学習プラザでの「エディブルプラザ」活動をご紹介。エディブルとは「食べられる」という意味。「みんなで育てて、みんなで食べよう」をモットーに、野菜や果物、ハーブなど食べられる植物を育てています。水やりや植え替えなど、一緒にお世話をするエディブルメンバーは現在55人!スタンプカードのスタンプが10個たまると野菜や果物と交換できます。この冬は、ニンニクやキャベツなどが仲間入り!一緒に育ててみませんか?メンバー大募集中です。
【武庫】
◆放課後の子どもの居場所づくり火曜日はティーンズMUKOカフェへ
武庫西生涯学習プラザには、地域のグループの活動や交流、情報交換の場「コミュニティールーム武庫」があります。子育て広場や健康講座などさまざまな活動が行われている中、同ルームで活動している地域の方々が中心となり、放課後の子どもの居場所づくりに取り組んでいるのが「ティーンズMUKOカフェ」です。毎週火曜日午後3時~5時、同プラザ1階のオープンスペースで開催しています。主催者の皆さんは、子どもたちが気軽に遊びに行ける場所をつくりたい・子どもたちの心の様子に気付いてあげたいという思いで活動しています。
子どもは無料で、好きな飲み物とお菓子が選べます(大人は100円)。夏休みなどの長期休暇中は、武庫地区のお母さんが作るカレーやシチューが昼食に提供されることもあり、子どもたちに大人気です(大人は200円)。同カフェに小さい頃から参加している高校生は、「やさしく、ふわっと受け入れてくれる場所」と話していました。お友達と一緒に宿題をしたり、春休みの昼食に親子で訪れたり、どなたでもお気軽にお越しください。
武庫西・武庫東生涯学習プラザでは、地域で活動している団体の紹介や、イベント案内もしています。インスタグラムで日々発信する情報もぜひチェックしてくださいね!
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